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2021年11月28日黒木いろ生誕祭レポ


はじめに

今回は先日行われた(2021.11.28)アンスリュームの黒木いろちゃん生誕祭の事を思い出しながら書いていこうと思います。
この生誕祭の夜の事をずっと忘れないように、どちらかというと僕個人の忘備録的な位置づけで綴っておこうという心境です。

卒業発表後の生誕祭、つまりこれが黒木いろちゃん最後の生誕祭ということになります。いろちゃん本人は勿論のこと、アンスリュームファン(アンスリューマー)全体としてもそうだし、いろちゃんファンは特に並々ならぬ想いで今回の生誕に臨んだのではないでしょうか。

それでは少しだけ僕の思い出の振り返りにお付き合いください。

公演について

・公演名
『黒木いろ生誕祭』

・出演
アンスリューム(黒木いろ、天神・大天使・閻魔、月埜ヒスイ、ちぎら)

・開催日時
2021年11月28日(日)
開場 17:15 開演 18:00 終演 20:00
終演後特典会 

・会場
TUTAYA O-WEST(Shibuya O-WEST)

・その他
優先チケット¥6,000
※黒木いろ考案オリジナルスマホリング付
一般チケット¥3,000


生誕祭前日

明日に迫った生誕祭の準備をやりながらも、終始落ち着かない。ざわざわとドキドキが混ぜこぜになったような気持ちでした。
当日渡す予定の誕生日プレゼントは数日前に買いに行っており、後はプレゼントに添えるメッセージカードを書くだけでした。
普通メッセージカードは1枚だけちょっと一言二言書けば充分なんでしょうけど、書いているうちに熱が入ってしまい2枚も書いた。

生誕祭当日

昔から翌日に楽しみな行事や緊張するイベント事があると緊張してしまって眠れない性質だ。案の定今日も結局普段の睡眠時間の半分ぐらいしか眠れなかった。

開場前に生誕委員の人から生誕Tを受け取らないといけなかったので、少し早めに家を出る事にする。忘れ物が無いか2度3度チェックして家を出たのだが結局忘れ物をしていた。

今となっては円山町も随分と歩きなれたものだ。若い頃は仕事終わりにベロベロに酔っぱらってクラブに行っていた時期もあったが、まさか今こうしてアイドルのイベントでこんなに頻繁にこの辺りに出入りすることになるとは。

会場の前で無事生誕Tを受け取ってから、WEST下のローソンでぽしゃけを景気づけに1缶買って胃に流しながら開場を待つ。

開演

開演前のアナウンスで月ちゃんが今日体調不良で出演できないかもしれないという旨がお知らせであった。
そういえば、今日の月ちゃんのツイートで凄く寝不足だということを本人が言っていたので、きっとそれなのだろう。思ったよりも深刻だったのだ。

そうこうしているうちに月ちゃんを除いた3人でいよいよ開演。本日の主役いろちゃんはおとぎの国からそのまま出てきたかの様なプリンセスさながらの衣装で登場。このお姫様ないろちゃんを間近で見ることができた時点で今日来てよかったと心底思った。本当に綺麗だ・・・。頭の上のティアラもとても良く似合っている。
他メンバーはいろちゃんの歴代衣装をそれぞれ着ていた。なんて粋な演出なんだろうか、、、。閻魔ちゃんが3rd衣装、ちぎちゃんが現6th衣装だ。

M1.あんすではぴはぴ
M2.はぴばす
M3.ぺるぺっぽ
M4.和魂国才

1曲目のはぴはぴから誕生日曲のはぴばすへと繋ぎ、最後の和魂でボルテージが最高潮まで上がり、MC1へ。だがやはり4人揃っていないとステージ上が寂しい。

MC1では各メンバーの紹介といろちゃんの今日の生誕衣装についてなどを話しながら、案外いつものMCと変らない和んだ雰囲気のなか進行していったと思う。
そしてMC後半で月ちゃんが登場。月ちゃんは4th衣装を装着!足が震えていて見た目からして明らかに体調が悪そうだった。でも、ちゃんとMCにも参加してMC明けいよいよいつもの4人に戻り待望の新曲へと移る。
MCの中でいろちゃんが新曲を作るにあたって、宇宙的なイメージを盛り込みたかったというような事を話していてそれが印象に残っている。

M5.コイテラセ
M6.かがやけ!サンシャインマスカット
M7.口下手ナイトメール

新曲のコイテラセ、正直初見なので一生懸命いろちゃんを目で追いながらペンラを振っていたらあっという間に終わってしまったという感想だ。残りの期間で育てていきたい曲だといろちゃんは終演後にツイッターで語っていた。

次曲サンシャインマスカット、この曲はこの夏本当に沢山クレジットされた曲。振りも楽しいし、なんといってもいろちゃんのラスサビ前の「だってだってキミのことが好きだもーん!」のセリフ。今日は「みんなのことが好きだもーん!」って言ってくれてた、気がする。いつもこのセリフのところでアドレナリンが最高潮になって大概記憶がふっ飛ぶのでしっかり覚えていない。
最後は一転して口下手ナイトメール。これも本当に名曲中の名曲で大好きな曲で、僕自身結構思い入れのある曲だ。

MC2 口下手ナイトメールで少ししんみりしたオーディエンスに対していろちゃんがやさしく檄を飛ばす。後半戦のスタートだ。ここから盛り上がっていくぜ。

M8.にゅーかおす!!!!
M9.はいどあんどしーく
M10.恋せよ!ぱらぱら半チャーハン
M11.だだだっ!!!!

アンスリュームといえばこれ!というナンバーが続く。全部楽しい、全部上がる。アンスってこうだよね、そうそう!というセトリだ。
1曲目からここまでのセトリを通してみて、いろちゃんのセトリの組み方緩急があってとてもライブが楽しいなと感じる。
僕ははいどあんどしーくの最後の最後、みんなで腰を叩きながら前進する振りが大好きだ。フロアみんなでアレをやるのが本当に楽しい。

END MC1 あっという間に終わってしまった。メンバーが挨拶をしてステージから下がっていく。だけどまだまだこれからだ。クライマックスはいったいどんな流れであの曲に繋げるのだろう。おそらくみんな同じことを考えていたに違いない。

アンコールの手拍子が鳴る。早くアンコールが始まって欲しい気持ちと、始まらないで欲しいという気持ちが交錯する。

M12.君夢物語

アンコール1曲目はちぎちゃんとのユニット曲、『君夢物語』。曲自体はかなり初期の頃からのナンバー。対バンやフェスではまずクレジットされない。僕も定期公演とかで2回ぐらいしか生で観たことのないナンバー。

君夢の落ちサビのところでいろちゃん自身が感極まり目を手で覆ってもう泣いてしまっていた。これが追い打ちをかける様にオーディエンスの涙を更に誘った。
僕もかなりくるものがあったのだけれど、この落ちサビのときのいろちゃんがとにかく綺麗で、その泣いている姿すら美しいと思ってしまった。僕の中で鮮明に記憶に残るワンシーンの1つになったと思う。
この時いろちゃんの美しさを際立たせるのに一役買ったのが、間違いなく照明だと思っている。この日の照明はとても良く感じた。肌も表情も衣装もとても綺麗にいろちゃんを映し出していた。

君夢終わり暗転して、次の曲準備の為に月ちゃんと閻魔ちゃんが入ってきて、立ち位置に着くあいだ、フロアの各所からずっとすすり泣いている声が響いてきていて、僕の耳には勿論の事、絶対にステージ上のメンバーにも聞こえていたと思う。この時点で僕もちょっとヤバいなと思い始めた。

M13.さくらブロードウェイ

アンコール2曲目、立ち位置で察してしまったが眩い照明とともにイントロが流れた瞬間、これまでぐっと堪えていた僕の感情の堰が決壊した。
少し前に実際にMVのロケ地に行って、前回のnote記事で散々さくらブロードウェイの記事を書いていて、その間ずっと記事を書きながら家でも何度も何度も繰り返しさくらブロードウェイの MVを見て聴いていたので、もう我慢できなくて、
卒業発表を知った時から今日までの事とか、色んな気持ちが一気になだれ込んで来てしまって、たぶんサビに入る前に僕はもう大泣きしてしまっていた。

ちゃんとステージを見なきゃって思いながらも全然涙が止まらなくて、前の人も横の人も皆泣いてるしもういいやってなってしまってさくらブロードウェイのあいだ結局ずっと泣いてました。
隣の人もビックリしただろうな、さっきまでノリノリでペンラ振ってたおっさんが急に感極まってぐしゃぐしゃ泣き始めるんだから。

M14.ネバーランド


アンコール3曲目ネバーランド。みんなが待ち望んでいた曲。ラストはこれしかないし、みんな知っていた。この前いろちゃんが、「みんながネバーランド好きって言ってくれてたから、いろもだんだん好きになっていった」って言ってたネバーランド。
いろちゃんの代名詞といえばやはりこの曲しかないだろう。みんな大好きネバーランド。事前に配られていた黄色のサイリウムが一斉に点灯する。きっとステージ上からはフロア一面に瞬く星に見えたかもしれない。ステージと会場がまさに一体となった。
そして曲終わりのアウトロ、ステージのライトというライトを一身に集め、大きな大きな一等星がステージの中央で燦然と輝いていた。

END MC2 花束とケーキがメンバーからいろちゃんに手渡される。ケーキは前々からいろちゃんがリクエストしていたものらしく、お米とエビとホタテとイクラでできたケーキだ。こんなケーキは実現不可能だと思っていたらしい。お米がスポンジ代わりなので、持っているとずっしり重いと月ちゃん。
そして最後はみんなで記念撮影。いろちゃんが花束とケーキを持ち、いろと言えばこのポーズでしょと閻魔ちゃん。全員でいろちゃんポーズでパチリ。最高の思い出になった。

やっぱりアンスリュームは最高の4人だ。4人それぞれの個性がぶつかり合って生まれる一瞬の奇跡。この時に立ち会えたことが嬉しい。
メンバーが捌け、舞台上にいろちゃんだけ残ってスピーチ。卒業発表してから今日、そしてこれから・・・。みんなへの気持ち・・・。
スピーチの時にいろちゃんが、嫌いなオタクなんていない、いろのオタクみんな大好きだからって、干されたとか言う人いるけど、そんな事しないみんな好きだよって、想ってるよって。 そんな様な事を一生懸命話してくれていたのが印象的だった。

今日のセットリストについても語っておきたい。
緩急のついたセトリでいろちゃんの、来場したみんなを楽しませたいという想いがひしひしと伝わってくるセトリだったと思う。
本当によく考えられた構成で、みんなの期待やいろちゃん本人がやりたいこととかそういうのが絶妙に融合したセトリに仕上がってたんじゃないかなって、今改めてセトリを眺めながら回想していて感じました。


終演後特典会

1週目、一旦フロアを出て外階段を登り会場2階席から更にロッカー脇の内階段を降りてフロアに戻るという列形成。30分近く並んでようやくいろちゃんに到達。
サイン付きと30s動画を使う。初めて動画券を使った(これは先日別の現場の時に閻魔ちゃんオタクの方から頂いた虎の子の1枚)。
自分の携帯をいろちゃんが握って一生懸命動画を自撮りしている姿を見ているだけで、多幸感でメロメロに脳みそが溶け出してしまいそうだった。
先に動画の撮影をしてから2sチェキの撮影。
この時、いろちゃんに「たこまりね泣いてたでしょっ」て言われて。びっくりして「泣いてないよー」なんて咄嗟に取り繕ってみたものの、バッチリ見られていた。目の前で立ち尽くしぐしゃぐしゃに泣いてんだからそりゃ気付くよなと。最後に誕生日プレゼントを手渡してバイバイ。

横では他の3人もいつも通り特典会をしていて、月ちゃんも椅子に座りながら特典会に出てくれていた。体調が優れないなかこうやって2時間近く参加してくれていて本当に頭が下がる。

2週目、もう一度外階段から2階席エリアに入り並ぶ。更に30分以上かかっていろちゃんに到達。
サイン付きと写メ券を使う。何気に写メ券も初めて出した。写メ券はチェキ係りのスタッフさんに撮って貰うか、いろちゃんに直接スマホを持ってもらって自撮りするかの2択。
僕は自撮りを選択した。いろちゃんに僕のスマホを持ってもらっていろちゃんがスマホの画角を調整しながら「こっち来て」と言う。その言い方がなんか凄くドキドキしてしまって、いまだにいろちゃんのその言葉が耳から離れない。物理的な距離が近づいたと同時に、心理的な距離も今日でぐっと近づいた様な気がした。

特典会の最後にメンバー揃っていつもの締めの挨拶の段に入る。いろちゃんから最後の挨拶。感謝の言葉と併せて、これからまた皆と思い出を作っていこう。って言っていて、こういう前向きなところも好きだなと思い僕は深く頷いた。
この時、生誕委員さん達が毎回現場で集めてくれていたメセカもちゃんとファイリングされ装飾されていろちゃんに手渡されました。

黒木いろ生誕祭を終えて

とても素敵空間でライブも特典会も全部ひっくるめてパッキングして保存しておきたい。そう思えるひと時でした。
今日ばかりはいろちゃんが世界で一番輝いていて可愛いと思ったし、なんなら生誕記念のPhotoBookとか作ってくれないだろうか。

最後WEST下のローソン前に飾られていたフラスタのところでメンバー全員s外に出てきて記念撮影したり、そういうのを対岸のEAST側からオタクみんなで見守っている感じとか、一生終わらないでくれって思いました。

記念撮影の反対側では生誕Tを着た大勢のいろオタが優しく見守る

さいごに

会場を離脱してからそのまま飲みに行って、どうやって帰宅したのか記憶がないぐらい久々に飲んで(変なツイートしてなくてよかった笑)、気付いたらちゃんと部屋のベッドで寝ていました。謎に身体の節々が痛いけど。

そして僕は頻繁に夢を見る方じゃないのだけれど、珍しくこの夜は夢を見た。起きてからも結構細部までハッキリと覚えていて、起きた直後は会話の内容まで所々まだ覚えていたと思う。
その夢は、アンスリュームのメンバー全員と僕とでどこかファミレスみたいなお店で同じテーブルを囲んで食事しながら楽しくわいわいお喋りしている、そんな夢をみた。夢の中まで最高か。

1人きりの朝頭のなかキミで溢れてた。まさに『君夢物語』だ。

さいごに、黒木いろちゃんお誕生日おめでとう!
この世に生まれてきてくれてありがとう。

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