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カメラが撮れるのは、目に見えていないところ

「いつか撮影してほしい!!」

カメラを始めてから、何人かの友人にそう声をかけてもらうことがある。
正直めちゃめちゃめちゃ嬉しい。
それが、インスタで更新している写真を褒めてくれた上だったりすると、
飛び上がるくらいに嬉しい。

3月にカメラを本気で初めて見て、
毎日試行錯誤しながら進めている中で、たくさん考えることがある。
今日はその中の1つを書き綴ろうと思う。 

あなたを一番可愛く撮れる人は誰か?

カップル撮影をすることも多く、いろんなカップルの笑顔をカメラに残している。
手を繋いでいる写真、向き合って笑い合っている写真、
二人でカメラに向かってキメている写真....

いろんな表情を切り取る中で、僕の力では再現できないなぁと諦める瞬間がある。

それは、パートナーを見る表情やパートナーが撮る表情。
彼女を一番可愛く撮れるのは、
プロのカメラマンではなく、大好きな彼氏だと思う。

もちろん、精一杯笑顔にする努力をしたり、
楽しい時間を作ることもかなり心がけている。

でも、やっぱり1カメラマンには切り取れない表情がそこには確かにある。

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カメラというものができることは?

カメラにはすごい力があると僕は思っている。それはずばり、
「見えない距離を見えるようにする力」だと思う。

【彼女を世界で一番可愛く撮れるのは、最愛の彼氏である理論】で説明すると、
①彼女とカメラマン 
②彼女と彼氏 
の2つのパターンがあったときに、その違いは何か。
カメラの技術、お互いについて知っていること、過ごしてきた年月.....

圧倒的に違うことは「二人の距離感」ではないだろうか。

彼氏にしか見せない表情、彼氏への信頼、そういったカップルだからこその距離感が必ずある。逆に、そこがカメラマンがどんなに写真がうまくても勝てない理由がある。

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だからこそ僕が撮りたいもの

今までは【彼女を世界で一番可愛く撮れるのは、最愛の彼氏である理論】で説明したが、これはカップルだけではない。

カメラマンがどれだけ撮る人のことを好きなのか、
撮られる人が、カメラマンをどれだけ信用しているのか、
撮る撮られるの二人がどれだけ一緒の時間を過ごしてきたのか、
辛い思い、楽しい時間、嬉しいこと、これからについて。
ここに挙げきれないほどのいろんな要素が「距離感」につながる。

だからこそ、僕が撮りたいのは「好きな人」
一緒に笑い合ったあの人、しんどいときに相談したあの人、共に夢を語ったあの人、これからも一緒にいたいあの人。
これまでの人生の時間を使って、
僕が距離を縮めてきた「好きな人」を撮りたい。


それと同じくらい、

これから出会う「好きな人」をたくさん撮りたい。
もちろん初めましてで依頼してくれたり、
公園で声をかけて撮影の練習をさせてもらったりもする。

僕はそんな人たちを
「初めまして」から「好きな人」へと変えていきたい。
その場限りで終わらせずに、
1度きりで終わらせずに。

これからたくさんシャッターを切っていく中で、
僕が一番残していきたいのは、

圧倒的に綺麗な景色でも、
かっこいいポージングでもなく、

大好きな人の最高の笑顔です。 

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忘れないように、大切にし続けられるように自戒も込めて。

PS.落ち着いたら撮影行きたい!!!!!
依頼ください、あなたのことを大好きになります。

1/2日日記 4日目 2020.4.29  たくと



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