見出し画像

TSAロックのマスターキーがAmazonで売られてた

TSAロックって聞いたことありますか?アメリカ運輸保安局が認可したスーツケースの鍵のことで、アメリカへの渡航時は、鍵をかけないか、鍵をする場合にはTSAロック対応の鍵をつけることが義務付けられています。このロックには二種類の開錠の方法があり一つは一般利用者向けの普通の方法。数字の組み合わせだったり購入時についてきた鍵だったりで開けることができます。これとは別の鍵穴もあり、この鍵を持っているのはアメリカのTSA職員のみということになっています。これは彼らがスーツケースを開けて中を調べる際に使われます。

しかし2015年に職員が使うマスターキーの写真がソーシャルメディアに流出し、それをもとに3Dプリンターで鍵を作った人が、TSAロックを実際に開けることが出来たとの報告がありなかなか衝撃でした。
そして今は2023年なわけですが、少し前に新しいスーツケースを買うべくAmazonの商品を見ていたら目の隅にTSAマスターキーなるものが見え、あれ?と思ったのでした。値段も1000円以下。これで本当に空いてしまうのであれば他人のスーツケースを開ける敷居がかなり下がっているので、私自身がそういうことをするつもりはないですが、海外旅行時には誰でもその気になれば自分のスーツケースを開けることができることを念頭に入れ、注意をする必要があります。ま、それよりも本当に開くのかが気になったので一本注文してみました。

結論を書いておくと実際に開きます。あっさり。確かにキーを無くしたり番号の組み合わせを忘れてしまって自分のスーツケースを開けるためには便利かもしれませんが…。
下の動画では実際にスーツケースが簡単に開くところをご覧になれます。また、今回は雑談動画なので他に、先日韓国に行った際にトコジラミが心配だった話とか、世間で言われてるほど日本と韓国で英語力に差があるのか実際に行った際の感覚的な話(<つまり、何のデータにも基づいていません)をしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?