tad_yuno

日経ソリューションビジネスで「熱血!第三営業部」を3年にわたり連載しておりました。「実…

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日経ソリューションビジネスで「熱血!第三営業部」を3年にわたり連載しておりました。「実戦で学ぶソリューション営業術」という名前でDVD化されております。

マガジン

  • 中国ITビジネス小説「すもも!ちーらま?」

    突然の辞令により、たった一人で上海に会社設立を命じられた主人公。困り果てた彼の前に現れた女の子とは?(表紙:gaako)

  • 熱血第三営業部(その後)

    IT業界のことを営業目線で。

最近の記事

ビジネスの季節感を作るのは管理職だ

四月である。営業を28年もやってると毎年年末くらいから数字が足りないだなんだという話がある。ひょっとすると間違いないと思われていた予定案件がとれなかったりすると慌てることこのうえない。また「今年は予定通りだぜ、へへへ」とか思ってると「他部署の数字が足りないからもうちょっと積んでくれ」とかいうとばっちりが斜め上の方から来てなんだかんだとバタバタするのが3月である。そして4月1日になるとゼロクリア。なんとまあ365日積み重ねてきたことが予算達成してハナマルもらった彼も未達成の彼も

    • 【はじめに】

      なんか知らない間にOCNの「ブログ人」が亡くなってた。「人」なので亡くなってたが正しい表現だと思うがそこにあげた写真も文章も無くなってた。これはちょっと悲しいんだけど仕方ない。全てのITサービスは終わるものだから。さてさてポジションが変わり全力疾走で3か月が過ぎて、なんとなくつらつら文章を書こうと思ったのだがこれでは書くところが無い。というわけでこちらに書いていこうと思う。

      • 第三話

        ~2013年9月、浦東その2~ 「プラトンホテル、プリーズ」「○△×?」「プリーズゴー。プーラートーン、ほてーる」「△△○?」「わいはいる。なんきん とんるーです」 「★▽○×??」「んーと。ふいはいる、なんちんとんろ?」「○▲◆□??」「ホテル、プラトンだって」 何で英語が通じないんだよ。更に国際空港で客待ちしてるタクシーの運転手に世界4大ホテルの「プラトンホテル」が通じないってどういうことなんだ?英語は万国共通語だって中学の先生が言ってたけど違うのか? そもそも

        • 第二話

          ~2002年8月、大連~ それは私にとって全く退屈な海外出張だった。常務のお供で初めての中国、大連という場所に降り立ったときの驚きは確かに鮮烈であったが、日に日にその輝きは失れていったのである。まるで米国のような空港から市街までの高速道路とそこからの景色は昨今、噂される中国の近代化を強烈に事実として私に印象付けたがその後がいただけない。その後というか、その「先」を全く見ないまま、丸一日が経過し、もう明日の朝の飛行機で成

        ビジネスの季節感を作るのは管理職だ

        マガジン

        • 中国ITビジネス小説「すもも!ちーらま?」
          3本
        • 熱血第三営業部(その後)
          2本

        記事

          「すもも!ちーらま?」

          第一話 ~2013年9月、浦東~その時、僕はもう上海に居た。いや正確にはまだ上海ではなかったのかもしれない。どこからどこが上海なのかそんなこと、その時の僕にはわからなかった。仕事で行ってるのだから頼りないことを言うな、と言われるかもしれないが外国から来た人が「東京に着いた」とSNSでつぶやいたのを見てそこが町田駅前だったらどうだろう?「いいね!」するだろうか?そこで気の聞いたコメントをつけることができる東京在住のあなたも関西空港で「大阪なう」とつぶやいたら次の瞬間、大阪中の人

          「すもも!ちーらま?」