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やっぱり自己破産直後のローン契約は無理っぽい

うーん、弱ったぞ。

いろいろ可能性を模索してきたけれど、やっぱり自己破産直後は自動車の購入は難しいようだ。

「免責」の存在

これまでいくつかの記事で書いてきましたが、自己破産をした人であっても、自社ローンなどで対応してくれる自動車販売店自体は存在するんですが、これらのお店であっても、自己破産直後はローンを組むことが難しいというのが、自分でいろいろ申し込んでわかった結論でした。

というのも、自己破産後には「経済的な立ち直りを促すために、抱えている借金の返済を免除する」という「免責」の制度があり、自己破産の申し立てすると同時に免責の申立が行われるという仕組みなのだそうで、その免責が降りない限りは債務の返済が免除されていない状態であり、どんなに審査がゆるい会社であっても新しくローンが組めないということになっているわけだ。

免責はいつ降りるのか?

調べてみると、免責が降りるまでには数ヶ月を要するらしく、短くても六ヶ月、長いと九ヶ月ということだそうだ(免責が降りない可能性もある。全体で2%程度は免責が降りないらしい)。

恐らく、手続き以前に所有している自動車が引き上げられてしまうことを考えると、一年未満ではあるけれど、それに近い期間生活の足がない状態が続くことになるだろう……。

そうなると、生活自体が行き詰まってしまうので、どうにかして生活の足を守らなければならなくなる。

しかし、任意整理が現実的ではないという弁護士さんの指摘もあり、給与が現状よりも良くならない限りは、どうにもならないだろう……。

転職がマストになってきた

これまでは何となく「より高収入になっていかないとなぁ」と思っていましたが、今回の結果として「絶対に収入を上げていかないと生活が詰む」という現実がのしかかってきたわけです。

まあ、想像してはいたんですけどね……。

なので、明日にはそのへんの話を現在所属している派遣会社に報告して、別のより高収入の派遣先を探してもらうか、難しいなら契約満了で退職という流れになっていくのだろうなぁ……。

その他にも難しい現実が

あと、奥様の医療費がかなりの懸念事項になってきている。
僕の収入だけでは、奥様を支えきれないのは薄々感づいていたんだけど、これをどう告知していくかが難しい。

生活保護を受けられるなら、医療費の負担はかなり減るらしいのだが、結婚していると僕に収入があるため、生活保護を受けさせることは難しいだろう。

十八年ほど一緒に暮らしてきて、こんな事情で離れ離れになるというのは、正直な話情けないんだけど、奥様の身体のことを考えると、それが現実的だとも思えてしまう。

僕が流れついてしまった「人生の底」は、なかなかに深くて厄介だが、なんとかしてよじ登って、穴ぐらの外の景色を再び見られるようになりたいものだ。


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