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KAZEYA DAM

KAZEYA DAM

3月も終わりだというのに、十津川の山々に、うっすらと白いもの(雪)が。。。
冷え込んだ昨夜のうちに降ったのでしょう。

風屋ダム(右岸より)


所在地等
・奈良県吉野郡十津川村
・一級河川・新宮川水系十津川
・J-POWER(電源開発)
風屋ダム
・貯水量 1億3千万トン
・利用水深 30m
・型式 重力式
・堤長 330m
・高さ 101m
・竣工年 1960年
・施工業者 大林組

十津川第一発電所
・出力 7万5千 キロワット 
(一般家庭 2万5千戸分)
・使用水量 60m/s
(1分間に学校のプール10杯分)
・落差 140m
・水車回転速度 300rpm
(1分間に300回転)
・発電機電圧 1万3千 ボルト
・メーカー 三菱

工事で亡くなられた方の慰霊碑。合掌。

いろんな発電所があることはおぼろに知識として持っていますが、実際の発電現場を見る機会がありません。なので私たちが日常使う電気は、軽くスイッチを入れれば当然に流れてくるものと思い込んでいます。

ちょっとネットで調べると、発電(所)には、石炭火力、天然ガス(LNG)火力、石油火力、太陽光など再エネ、また流れ込み式水力、揚水式水力などがあるようです。

このうち発電の現場を身近に見れるのは、太陽光・風力と水力だと思います。太陽光・風力は自然を壊して得られる代償ともいえ、それを写真に撮る気になれません。けっして美しいものではありませんし。しかし水力であるダム湖は、年と共に自然に馴染み絵になります。(個人の感想です。)

私は、ダム湖に沈んだ村のことや、工事で亡くなった方、また今もなお深い山中から送電線を保守する方々……そんなストーリーを想像しつつ、関西中心にダム活を続けています。ぼちぼちですけれども。



2024.3.21