見出し画像

絵本はつづく

以前記事に書きましたが子どもたちが幼い頃、童話館出版から毎月2冊絵本の配本をしていただいていました。

配本は末の子が赤ちゃん、次男が5歳、長男が9歳のころから始めました。
それまでは特に絵本をよく読んでいたわけでなく、長男の幼い頃は今話題のウクライナの民話「てぶくろ」や「三びきのくま」を毎晩かわりばんこに読むくらいでした。

今でも、くまのおやこの名前を名前をソラで言えますよ!
ミハイル・イワノビッチ、ナスターシャ・ペトローブナ、ミシュートカ、です。

3歳くらいの時に、夫が運転免許証の更新で警察署から配布された、道路標識の冊子が手元にあったのを読みました。
すっかり覚えて、車で走っていると目に入る標識を全部読み上げていました。

極めつけはこちら、

おいこしのための、みぎがわぶーぶー、はみだしつーこー、きんしくかーん♪

すぐに忘れてしまいましたけれど。

絵本を読みましたが特に本が好きということはなく、国語はむしろ苦手で理系に進学して化学会社で働いています。
理系だから国語が苦手ということではないようですが、現国の成績は悪かったですね…

それでも、数学の本などは好きなようで持ち歩いているようです。
いずれにしても、あまり文学、詩や小説には関心がないようです。

3月に第一子が誕生したので、よかったら毎月絵本を贈りたいと言いました。
遠く離れていて(まだ画像でしか顔も見ていません)なにをしてあげられることもないし、わたしは絵本が好きですし、子どもと絵本を読んでよかったと思っているので(長男のように国語が苦手な人に育ったとしても)、あくまでもしよかったらママとも話し合って、と提案しました。

すると長男はぜひ送って欲しいと言いました。
少し意外でしたね…
絵本を読んでもらってよかったと言っているのを聞いたことがないし、次男とやるように絵本の中のフレーズをいうと、次のフレーズを返してくる、なんて遊びもしたこともないので。

6月から第一回目の配本が開始されました。
長男はよろこんでLINEで報告をしてきました。

彼は子どもに絵本を読んであげるのかしら…

童話館出版から配本されるのは普遍的に長く世界中で親しまれている絵本で、四半世紀前とそれほど変わっていないようです。
今後長男が読み知っている絵本も多く含まれると思います。

こんなふうに、続いていくって素敵だなあと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?