頭痛。

動けなくなるほどでもない、地味〜な頭痛。

今後一生この頭痛が続く代わりに月々2000円キャッシュバックって言われたらちょっと考えるくらいの頭痛。

…こんなアホなこと考えてるから脳に無駄な負荷がかかってんじゃないのか。

激しい頭痛になると、「バットで殴られたような痛み」とか「フォークで眼球を抉り出されるような痛み」なんて比喩がされる。

僕もなんかクリティカルな例え出したいな…

なんかネットリとした痛みなんだよな。

『痛覚』って概念をペースト状にして薄めに伸ばされたような…

これだと内側の痛みだってニュアンスが伝わらないな。

シュークリームみたいな。

『痛覚』のクリームが自分の頭の中に充填されていくような…

ピンと来ないな。

絵を描く時の筆洗いあるじゃん。

あの水に絵の具垂らした時の、

ドロリとした粘性の高いものが澄んだ水に解けていくような、自分が侵されていくような、そんな痛み。

もうこれでいいや。決定稿。