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休職中のある出来事

去年、通信制大学に入学した。職場も変わって準備万端のはずだった。
しかし、計画が崩れる。仕事を休職する精神状態になってしまった。
計画は崩れるものだ。そう思うことにして休職中は引きこもることに全力を注いだ。というのは大袈裟で、通院に行くのが精一杯だった。

半年が過ぎた頃に、産業医面談をすることになった。
主治医に産業医との面談はいいのかどうか聞けば「自分がいいと思うんであれば」と自由意志に一任される。自分としてはその面談がどんなものかと興味本位だったのがよくなかった。

「職場に行けないんですよね」
産業医はにこりともせず言う。
「職場と自宅が近過ぎて、誰にも会わないようにしてます」という私の言葉からその言葉が出てきた。
産業医からの提案はこうだ。

  • 職場の親しい人とランチ

  • 職場に少し行ってみる

  • 職場に滞在して誰かと話して帰ってくる

「それができないと復帰できませんね」
冷たく言い放たれた(気がした)
「復帰も週3日からとかから始めるといいです」
「ここの職場で復帰できなければ他の職場に異動しないとダメですね」
「休職期間わかってます?」

本当に研修を受けた産業医であろうか。精神疾患で休職している人に対していうことか?社会不適合者すぎて、何も言えなかった。

お世話になった施設長からの申し出もあり、興味本位で受けた面談。施設長は2週間ごとにこういった場を設けたいですという。

産業医面談だけでも、もうタジタジになってしまって疲れてしまったのに2週間に1回面談??だと。

主治医に報告した。「あぁ、職場に行けとか疲れるだけだから行かなくていいよ」「2週間に1回の上司面談なんてやる必要ないよ、産業医でもないでしょ?」
見事、ぶった斬られました。

ですよねぇ。
だって、診断書のコピー欲しいとか言ってくる会社の上司だから何もわかってない。

来週からリワークすることになっているが、どんなことが始まるのか。

9月からもリワークと称して、何時に寝て何時に起きたのか記録するように命じられた。10月にはご飯食べて17時まで出かけることを課題にされた。11月から9時から17時まで外に出て12時から13時はご飯を食べる。という課題を出された。外に出ることは全然、苦ではなかったが、私は後期の授業をやらなくてはならない。
そこで、外で勉強を始めるのだ。だんだん外は寒くなるので、本当に無料のところはほぼ外だった。でも、なぜかフリーWi-Fiが使えて、電源ポートまであるそんな夢のような外だった。
そこに入り浸るようになり、ほぼ毎日電車に揺られて通っていた。
しかし、だんだん電車賃をもケチるようになり、徒歩圏内で行けるところを探したが、あるわけもなく。図書館も毎日行きたいが月曜日が必ず休みだ。毎日行っているといつもくる人というレッテルが多分貼られる。図書館は勉強しては行けませんと書いてあるのでたまにしか行かなくなった。ショッピングモールの椅子を占領したり色々と試行錯誤し、ついには行かなくなってしまった。
家で朝から晩まで勉強した方が捗ること間違いなし。そうして11月中に後期の授業は終えてしまった。

今はとりあえず、復習をしている。心理学検定も受けたいなと考えているがその範囲も後期の範囲も被っているところがあるので好都合である。

大学を卒業して大学院に行きたいとも思っている。仕事はどうするか考えていない。できれば、前の職場には戻りたくないというのが正直な気持ちだ。

今年は色々なことにも挑戦して、行きたいとも思っている。
その色々は、今のところ内緒にしておこうと思う。
かなえたい夢も今はノートに書いておくことに留めよう。

#かなえたい夢

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