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読書メモ&学習記録

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2016年1月の記事一覧

Talking Architecture: Interviews With Architects

Talking Architecture: Interviews With Architects

(6冊目。邦訳は「現代建築家20人が語る いま、建築にできること」)

It’s a book about interviews with 20 “start architects” in our age, such as Norman Foster, Zaha Hadid, Frank Gehry, Jacques Herzog&Pierre De Meuron, Rem Koolhaas, e

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The Master Strategists

The Master Strategists: Power, Purpose and Principle, Ketan Patel

(5冊目。この読書・学習記録は年末に読み返すためのものなので、全てnoteにまとめます)

Originally I assumed that this is a book about how to make strategy and that the book w

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生命保険入門

生命保険入門(新版)、出口治明

今年4冊目。僕にとっては、新書よりもこちらのほうが遥かに望んでいた内容だった。多国との比較、歴史的背景を交えながら、現在と将来の日本の生命保険の仕組みや組織構造が書かれている。歴史的背景に触れながら展開される重厚な論考は著者ならでは。僕が現在途上国で働きながら何をするべきか・考えるべきかについて明確な指針を与えてくれた。

数理的な話を抜きにして、ビジネスとしての

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徹底のリーダーシップ

今年3冊目。

柳井正さんの推薦書だったので読んでみた。本書の内容よりも、柳井さんの序文のほうが遥かに良い内容だったのはご愛嬌。

危機時にはリーダーが徹底して闘いぬくこと、現場情報が直接自分にはいる仕組みをつくること、そして生き残るためのキャッシュを残すことと話されている。リーマン・ショック時に出版された本であるため、その色合いがかなり強い。リーダーは言うだけではだめで、ひたすら行動し続けるべき

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生命保険とのつき合い方

今年は金融分野全体についてまた知識をつけようと思っていて、まずは保険だろうと思って読み始めた。保険は、保険数理のマニアックな計算は大学院でやったので覚えているのだけど(それこそ死力とか生命表とかからプレミアムを計算することとか)、もう少し保険とは何でそれを提供する側は何を考えるべきか、という点については勉強をしたいと思っている。

出口さんの「生命保険入門」の前に読もうということで読んだのがこの本

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ノーマン・フォスター

ノーマン・フォスター

建築に関心を持つようになったきっかけは、横山禎徳さんとの出会いだ。 「あんたは碁をやっていたんだから、基本的な美的センスは持ちあわせているはずだ。コミュニケーションにはそれが必須なのだから、そういったものをきちんと学んでおいたほうが良いのではないか」と言われたことが、単なる趣味ではなく職業人の責任として美しいものにこだわるきっかけになったと思う。

金融はシステム産業なので、建築と似ている側面が多

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