社会課題に取り組む会社・非営利組織のロゴマークつくります

僕はそこそこにデザインが好きなのですが、それが嵩じて去年はひょんなことからロゴをふたつつくりました。どちらも、地元のデザイナーさんに頼んだものがあまりにも気に入らなかったので、自分で対案を出したら、メンバーが「これのほうがよいね」ということで採用された次第です。

やってみて気づいたんですが、これはとても楽しい作業で、僕にとっては文章を書くことに次ぐ心のゆとりに繋がりそうなので、やりたいと思っています。こんな僕に仕事を任せてもよいな、と思える人はご連絡ください!

以下に、過去に作ったロゴマークと、募集要項を掲載します。

過去に作ったロゴマーク

日本児童相談業務評価機関
(J-Oschis, Japan Office for Standards in Children's Services)

共同設立した、全国の児童相談所の第三者評価を行う団体です。イギリスのOfstedのような団体を目指して、質の高い第三者評価を行うべく活動を続けています。

「公正な評価をする」のが最も重要なことなので、裁判官が何色にも染まらない黒い服を着ているのと同様、黒一色にしました。ただ、子どものための活動でもあるので、やっぱり子どものマークは欲しいなと思い(リサーチをしてみても、大抵の子ども関連団体はほぼ確実に子どもの姿がロゴマークの一部になっています)、iの字の上に子どもを一人乗せてみたのですが、一人だと寂しそうだったので二人になりました。

細かいところで最後に試行錯誤したのは、英語と日本語のタイプフェイスを両立させることでした。これ、結構難しいんですよね・・・ある程度まとまったかな、と思っていますがどうでしょう。


Microfinance Delta International (MIFIDA)

MIFIDAのロゴマーク

五常・アンド・カンパニーのミャンマーのグループ会社で、ミャンマーでマイクロファイナンスをしています。すでに引退した創業者が、Microfinance DeltaをなぜかMIFIDAと略し、さらにそれに「マイフィーダ」と発音していました。

さらには、彼が自前でつくった、味のあるシンボルマークがあったのですが、その色が緑だったため、変更することになりました(緑は国軍の色であるため、使いにくくなった)。

従業員らから要望されたのはオレンジ色。ミャンマー人が大好きな金の色であり、繁栄を表す色でもありました。ただ、オレンジでロゴを作ると字全体の視認性が下がるので、文字エリアはオレンジと相性のよい紺色にしました(ちなみに僕は色弱なので、このあたりの色感覚に絶対的な確信はありません。すみません)。

最近MIFIDAは五常の5つのValueをそのまま会社のValueとして採用したこともあり、五常の五本線マーク(五常の場合は黒)をオレンジ色に変えることで、MIFIDAの独自性と五常とのつながりを表そうとしました。

こっちが五常。五本線は共有。(五常のロゴマークの説明は今度またします)


個人的なポイントは、MIFIDAをMiFIDAと表記したことです。どう考えても初見で「マイフィーダ」と発音できる人が皆無なMIFIDAという文字を、なんとかマイフィーダと読んでもらえないかと考えました。結果、「アイ」と読むことがiPhoneによって通例化している小文字iを使い、丸の部分をオレンジ色にしました。コインにも見えるかなと思っています。


お仕事を受ける方針

・対象は非営利組織もしくは社会的インパクトのために活動している会社のみとします。会社経営の合間で週末に作業するので、年に3件までとしたいと思っています。お問い合わせ頂いた方の中から、こちらの時間的な都合等に鑑みてお受けできるかお伝えします。

・料金は無料と言おうとしたのですが、無料ゆえの無責任が嫌なので、5万円でお受けします。報酬は、五常財団もしくは私が別途指定する団体に寄付して頂こうと思っています。

・納期:お受けすると決まったあとに、代表の方に事業についての思いをゆっくりと聞きたいと思っています。そのあと、1ヶ月くらいでドラフト、その後1ヶ月以内に完成を目指します。

・成果物:ロゴのイラレとpdf/pngファイルをお渡しします。名刺などのデザインも必要でしたら仰ってください。

・作成したロゴマークについては、私がポートフォリオとして掲載する可能性があることをご容赦ください。


興味のある方は下記よりどうぞ!


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