毎日、思う。
「今日こそは」

毎日、思う。
「なんでこんなにダメなんだ」

毎日、工夫する。
「あれをやってみたらどうだ？これをやってみたらどうだ？」

毎日、無駄にする。
「しんどい、今日も終わった」

精神が復調しない。

どこから こんなになったんだっけ。

トンネルの中を歩いているようだ。

日々が、自分の情緒のキャパシティを超える。

朝から、情報処理が追いつかない。

スマートフォンには、起きると手一杯な情報が入っている。

いつも朝、そこで消耗する。

私の情緒は激しく弾け、その日 いちにちぶんの情報量を超えることがある。

私のキャパシティからは、どうしても はみ出す。

情報の処理が追いつかなくなる。

疲れて、疲れて、まず目が見えなくなってくる。

一切の、音が聞けなくなる。

映像などもってのほかである。

すべてが私を越えていく。

朝いつも勝負である。

スマートフォンの中から、「急務」だけを選び取ること。

見逃さず、分けること。

起きたばかりの脳みその中に、情報があまりにもたくさん流れ込んでくるとおかしくなる。

途端に、私の短い1日は終わってしまう。

毎日毎日、朝が勝負である。

朝、間違えると、私は全滅する。

ごくごく 必要な、急ぎの情報だけを、選択しなければ。

毎朝、スマートフォンに表示されたあれこれに、頭が混濁する。

見るな。

全て見なくていいのだ。

まずは私の「今日一日」を行え。

情報についていけなくてもいい。

毎日毎日、苦しむ。　

毎朝毎朝、苦しむ。　

そして 毎日、朝から全滅する。

スマートフォンから離れろ。

朝確認することは、構えて、選択しろ。

濁流の中に飲み込まれるな。　

どんな表示も無視しろ。

私の脳みそでは、不可能なのだ。

1日に出来ることはひとつだけ。

それをまずやれ。

やり切って、その日を終えて、薬を服薬してから、スマートフォンを見よう。

私にとっては、「情報量」は「凶器」なのだから。

1日に出来ること。

私のごくごく短い1日に、どうしてもやらねばならぬこと。

それをやれ。

それのみをやれ。

スマートフォンを見るのは、夜の服薬後だ。

朝は、スマートフォンを見るな。