お世話様です。Tagでございます。

ここでは2024シーズンの楽天イーグルスの投手陣の起用がどうなるかを展望していきたいと思います。ただただ自分の頭の中のモノを垂れ流しているだけですが、よかったら読んでいってください。

評価はざっくり以下の通り
◎主軸：そのポジションの軸になるであろう投手
◯有力：主軸の脇を固める存在。ライバル・二番手・休養時の代役など
▲候補：主軸・有力が欠場時などに優先して起用されると予想する投手
△予備：基本的には二軍で出場しそうな投手・一軍で使われるかもしれない投手
☆注目：この選手化けるかもとかこの若手楽しみとか
育成選手には※マークを付けています。

先発投手/スターター

予想ラインナップ

◎主軸　早川隆久　 荘司康誠
◯有力　岸孝之　ポンセ　田中将大　内星龍
▲候補　藤井聖　古謝樹　瀧中瞭太　辛島航
△予備　松井友飛　高田孝一　小孫竜二　※王彦程　※竹下瑛広
☆注目　坂井陽翔

考察

先発陣の軸はやはり早川と荘司の2人でしょう。首脳陣からも名前が挙がってますし、本人たちからも前向きなコメントが出てますし。早川は開幕投手に指名されて名実ともに次期エースへの道を進もうとしてますしね。
入団以来去年までずっと先発投手としてコンスタントにイニングを稼いでくれていた則本が今季からはクローザーを務めることになり、その則本に代わる存在を確立させることは喫緊の課題。早川と荘司にはぜひとも1年間ローテを守り抜いてもらって、2人で250～300イニングくらい稼いでほしいと思っています。
ただ、荘司は膝に違和感を抱えているのが気になるところ。骨挫傷は長引くときは長引くのであまり無理してほしくはないなと思いつつ、開幕に荘司が間に合わなかったら痛いなーという気持ちがないまぜです。でも将来のある投手ですから、まずは回復を優先させてほしい。

他の4枠は◯有力と▲候補の中からピックアップされていくと思います。田中の仕上がり次第であまり無理させずにポンセ・岸・内の他に藤井か古謝あたりが入るのかなと予想していますが、田中が間に合う場合は上位に挙げた6人になりそう。
ただ、田中が間に合った場合でも岸か田中の登板間隔を長めに取るようにして、他の先発投手たちと投げ抹消の隔週登板で行くかもしれないな、とも考えています。
3月16日の登板がすごく良かったので藤井がローテに食い込んでほしいなー。

△予備の中では小孫・松井・竹下あたりは二軍でもリリーフと両睨みなのかなーと思いますね。ここから一軍に食い込んでくる投手が1人くらいは出てきてほしいものです。
王くんもそろそろ支配下に上がれるといいね。
そして☆注目がルーキーの坂井陽翔。高卒の選手ですが完全な素材タイプというわけではなく現状既に楽しみなピッチングができる投手。既に体格もなかなかのものでじっくり身体作りをしなければならないタイプではないと思うので、二軍で経験を積みつつ、シーズン後半のどこかで一軍デビューできたらいいなと勝手に青写真を描いています。

中継投手/リリーバー

予想ラインナップ

◎主軸　渡辺翔太　西垣雅矢　
◯有力　宋家豪　ターリー　鈴木翔天　酒居知史　櫻井周斗　伊藤茉央　松田啄磨
▲候補　藤井聖　宮森智志　藤平尚真　松井友飛　※清宮虎多朗
△予備　吉川雄大　小孫竜二　弓削隼人　林優樹　日當直喜　泰勝利　坂井陽翔　
　　　　大内誠弥　※竹下瑛広　※古賀康誠　※小峯新陸
☆注目　津留﨑大成　※西口直人

考察

リリーフ陣の◎主軸にはまず渡辺翔太。昨季ルーキーながらセットアッパーの座を手にして大車輪の活躍を見せた投手。先日、侍JAPANにも選ばれパーフェクトリレーに貢献しました。疲労の蓄積度は気になるところですし、実力十分なので先発でも見たい投手ですが、首脳陣はおそらく今年もセットアッパーとして考えてると思うのでここに挙げました。
そしてもう1人は西垣。昨シーズンは離脱もあり悔しい1年になりましたが、今季はここまでの対外試合で上々のピッチング。個人的には渡辺翔太に引けを取らない投手だと思っているので、勝ちパターンとして並び立ってもおかしくないと考えています。

◯有力に挙げた選手たちがブルペンを主に回していくことになると予想。宋・ターリー・酒居の実績組は要所要所で頼りにしたい一方で、鈴木翔天と伊東茉央にはそのベテラン陣の出番を食ってしまうぐらいの活躍を見せてもらいたい。茉央は高速シンカー頼りのピッチングから脱却を目指している印象。スライダーの出来次第では彼も重要な場面を任されるリリーフになれるはず。翔天もそろそろ課題をクリアしてリリーバーとして突き抜けた存在になってほしい。
現役ドラフトでやってきた櫻井は掘り出し物の予感。やや荒っぽいところはあるものの腕を振り切っていくピッチングスタイルで勝負しようという姿勢は好感が持てる。
ルーキーの松田は線は細いがカーブもチェンジアップ（スプリットかも）も上等。将来的には先発も目指せそうなタイプで、まずはストレートの強さを伸ばしてほしい。

宮森は◯有力に入れようかと思ったがプレシーズンに不安を露呈。現状はまだ計算しづらい。藤平も今江監督には期待をかけられているが、まだまだ課題アリ。シーズンのどこかで出番は必ずあると思うので、それまでにどれだけ自分の力を磨けるか。この2人の質が上がることもブルペンの底上げという意味でかなり重要な要素だと思う。
清宮は執筆時点ではまだ支配下ではないが、支配下に昇格すれば一軍に投入される期待度は高い。MAX160キロを超えるストレートは間違いなく武器。昇格から一気のジャンプアップを見せてほしい。藤井と松井友飛は先発と両睨みで、ロング枠で使われることもありそう。個人的には谷間先発も兼ねる何でも屋で藤井を使ってみたら面白いのでは？と思ったり。

△予備の若手からは1人でも多くワクワクさせる投手が出てほしい。個人的に期待しているのは林。オフに手術して本格復帰までまだ時間はかかりそうだけど、アマチュア時代から好きな選手なので今季こそ活躍してほしい。
小孫はすっかり迷走しているイメージだがそろそろ出力を安定させてほしい。社会人時代の良い時は本当に凄いピッチングをしていたので、プロの舞台でもそれが見たい。
☆注目には津留崎と西口をピックアップ。津留崎はプレシーズンで良いピッチングを見せており、彼が一軍に食い込んで来たら大きい。と思った矢先に4失点炎上してしまった（3月14日De二軍戦）けど期待は変わりません。頑張ってほしい。
西口はトミージョン手術をしたこともあり24年シーズンは全休見込みだけど、復活の過程を見ていきたいという意味で注目。マウンドに戻ってくる日をお待ちしております。

ところで吉川が一軍であんまり使われないのはなんでなんですかね…？

抑え投手/クローザー

予想ラインナップ

◎主軸　則本昂大
◯有力　渡辺翔太
▲候補　宋家豪　西垣雅矢　鈴木翔天
△予備　※清宮虎多朗
☆注目　日當直喜

考察

抑えはもちろん則本が◎主軸。というか、則本が1年間守護神をバッチリ務めあげてくれないと困る。というところでしょうかね。途中でやっぱり先発に…みたいなことにはなってほしくない。せっかく先発も世代交代が進みそうなのに時計の針を戻すような事態にはならないでほしい。そんなわけで頼みますよ則本さん。

とはいえ則本が怪我したり体調崩したりする可能性は0ではないので、そうなったときに代役に選ばれそうな選手もピックアップしました。
最有力は渡辺翔太でしょう。則本抑えを検討した時の監督コメントにもあったように、首脳陣は後ろから決めていきたい考えがあるようなので、則本にもしものことがあった場合には素直に8回→9回に担当がスライドすることになると思います。
あとは代役経験がある宋と、強いストレートが投げられて決め球もある西垣・鈴木翔天も可能性はあるかな。

☆注目はルーキー日當直喜。対外試合デビュー戦となった3月3日の西武二軍戦では1イニングを任されて三者三振という堂々のピッチングを披露。マウンドでの振る舞いは高校生離れした雰囲気もあり、今期中に一軍デビューがあっても個人的には驚きません。本人の目標が守護神ということもあり抑えの欄で取り上げましたが、将来的には先発も狙ってほしい投手。ですがまずは本人の希望もありますので、1イニングを圧倒できるようになってからゆくゆくは先発に…。と勝手に未来を描いておきます。千賀滉大や平良海馬という前例もありますしね。

結び

昨季リーグ最下位、12球団でも11位のチーム防御率3.52に終わった楽天投手陣。そもそも去年に限らずここ4年はリーグ下位側の防御率に甘んじています。今季も松井裕樹がメジャーに挑戦するなどにより陣容が変わったことで未知数な部分は多いですし計算立たねーなこれとは思っていますが、個人的には楽しみも多いなと思っております。どうしても昨季までの楽天投手陣は顔ぶれが固定されがちな面があったので、今季出番を得るであろう投手たちがどんなピッチングを見せるか。このことに不安半分、期待半分、いや嘘めっちゃ楽しみにしてる。という心境です。
新たに出番や役割を得た選手たちが頑張りを見せて、それに応えてこれまで主力を務めてきた投手たちも負けじと力を発揮してもらい、その相乗効果で投手陣全体の底上げにつながっていけばいいなと期待しています。
投手陣が上手くハマったら、上位もあるぞイーグルス。

それでは、このあたりで失礼いたします。
お読みいただきありがとうございました。