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多胡 伸一朗 / コピーライター(フリーランス)/ 短編小説とエッセイと旅と写真と広告 / 『文と物語で感動体験をつくる』

『タピオカと魔法使い』(超短編小説)

「そうだ、タピオカだ。タピオカの映え写真しかない」    タイムラインにリア充自慢と意識高い系の投稿が延々と並んでいるSNSを眺めながら、私は思いついた。    来...

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連続投稿なんて、あっけなく終わる。

“連続投稿の呪い”にかかって4ヶ月が経とうとしていた。 暇さえあれば小説やエッセイのネタを考える。ギリギリまで文章を書き続けて23時50分過ぎに投稿ボタンを押す。not...

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『鳥かご』(超短編小説/ホラー)

春彦が、おもちゃよりゲームより大事にしているもの。いつも肌身離さず持っている一番の宝もの。それは、鳥の図鑑だ。    分厚い一冊には、鳥の絵と写真で埋め尽くされ...

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『境界』(超短編小説)

長い参道に沿って露店の明かりが延々と続いている。    ミヤコは父に連れられて、年に一度の稲荷神社の夏祭りに来ていた。参道の先が全く見えないくらい、人でごった返...

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誰かのために生きるな、自分のために生きろ。(映画『トイ・ストーリー4』レビュー)

(途中からネタバレあります) 言葉で直接言われたわけではないのに 自分が実は必要とされていないという 事実を悟ったことはないだろうか。 自分はそこにいてもいなくて...

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『第三の説』(超短編小説/550字)

「空が回っているんだぞ」 「違う。地面が回っているんだよ。僕たちは丸い地面の上にいるんだ」 「嘘つくなよ!コッペ君」 「プット君こそデタラメだろう」    プットと...

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