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台風19号の影響を受けたりんご農園へ#長野に移住しました。vol.1

noteで移住日記をはじめて一番最初の投稿が台風19号の事になってしまうのは
なんというか・・・嫌っていうと軽率な感じに聞こえてしまいますが
こんな事をネットに。noteに書くのはなんかなーっていう気持ちはあったけど、あくまでも自分の日記。

ここから台風の影響やボランティアしよう!!
なんていう発信はしない。
もっと発信がうまい人がきっとするだろうと思っているのでそんなスタンスで続けます。

そもそも。


台風19号は長野県民にとってもまさか!というような被害だった。

ネットでも話題だったけど、長野は災害はあまりない県としても一部で話題になっていた。



でも今回は違った。
千曲川が決壊し、長野県色々な所で被害が生まれた。
自分の住んでる須坂市でも被害が生まれ、
自分自身の被害はほとんどなかったものの


「まさか自分が被災者になるとは」

両親は神奈川県川崎市在住。
川崎の方も冠水し、被災されていたため両親に電話。
無事に安全を確認してホッとしていると母が

「なかなか自分が被災する事なんてないんだから、現実・現状を見てきなさい。自分の人生の中でいい経験ではないけど、大事な経験になるから!野次馬根性出してきなさい!」と。
母の言うのはすごく納得してしまい、いざ野次馬になってきました。
(不謹慎かつ身勝手な行動ですが、自分の人生の糧にしようと)

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言葉で表現する事なんてできなかった。


台風から1週間ほど、知り合いの方から

「りんご農園に手伝いにいかないか?」

野次馬根性で家を出て町を見に行った自分は
5月に移住したばっかりなのに。
まだまだ県の事もわからないことばかりだけど、
これから出荷されるはずのおいしいりんごが
これから紅く綺麗に染まるはずのりんごが
水に浮いてる姿はとても心に刺さった。
農家でもないのに。

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このりんごの姿がすぐ浮かび二つ返事で行くことに。

そして

被災されたとあるりんご農園へ

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片付けのお手伝いへ行きました。


僕らがやった仕事は
りんご農園に散らかったゴミの片付け。

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台風によっていろんなゴミが農園に飛ばされてきており
すごい散らかっていた。

落ちてるりんごもたくさんあった。

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あー。
としか表現することができない自分。


農園にはきっと千曲川の泥?それとも下水の溢れた物?
なのかはわかないけど、臭いもあって、足場も泥で凄い重かった。

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りんご農園にあったゴミは脇の道路に集め、

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軽トラで近くの臨時ごみ収集所へ運ぶ。

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そんな事を繰り返していました。

午前中から行なっていて午後もやっていたけど、
14時過ぎくらいには雨が強くなってきてしまったため、
この日はそこで終了。

不謹慎かもしれないけど、
誰かのため!!っていうのはどうしても嫌いな自分。
みんながみんなって訳じゃないけど
自分がそう言う事するとなんか偽善者になってる気がするから。

だから今回は自分のため!
自分の人生において被災すること。
今の長野の現状を身で感じる。
「自分」にとってかけがえのない経験をさせてもらいました。


ただ僕らにできることは消費する事。


たくさんりんご食べよ。

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