Takashi Aguni

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Takashi Aguni

Creating a Vibrant Future -活気のある未来を創造する- ■株式会社Cavitte ■中小企業診断士 ■プロフェッショナルCFO ■琉球アスティーダ親善大使 ■NewsPicks Expert ■沖縄県在住 ■http://cavitte.co.jp/

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危機管理下のリーダーに必要なもの #1

はじめまして。 初投稿になります。 noteには以前から登録していましたが、これまでは他の方の投稿を見ているだけでした。 この度、改めてnoteを始めてみようと思ったのは、新型コロナ禍がきっかけです。 今回の未曾有の危機に対する国や企業のいわゆるリーダーの対応を見て、リーダーシップのあり方にいくつか感じたことがありました。 その一つが、危機に直面したリーダーに必要な資質についてです。対応の優れているリーダーには次の資質が備わっていると感じました。 ①決断力 ②コ

    • 2023年を振り返って #81

      2023年も残すところあとわずかとなりました。 年々1年が過ぎるのが早く感じます。今年は皆さまにとって、どんな一年だったでしょうか?どのような出来事が印象に残ってますでしょうか? 今年は昨年のロシアのウクライナ侵攻に続き、パレスチナのガサ地区においても武装勢力ハマスとイスラエルの武力衝突がありました。どちらも継続中で、多くの方が犠牲になっています。 戦争は大切な人の命、人生だけでなく、貴重な歴史的建造物を含めた形ある全てのものを破壊する行為で、人間の行いの中で最も悲惨で、

      • 2022年を振り返って #80

        2022年も残すところあとわずかとなりました。 個人的には、今年は例年にも増してあっという間に過ぎた印象です。充実してたというより、いろいろなことがあり過ぎて、時間の感覚が薄れていたのかもしれません。 年末に近づくにつれて約3年に亘って続いたコロナ禍も少しづつ終わりが見えて来ました。2023年は完全にコロナ禍後の新しい世界に移行していくだろうと思っています。 さて、今年は皆さまにとって、どんな一年だったでしょうか?どのような出来事が印象に残ってますでしょうか? 個人的

        • センスメイキング #79

          ある時、ハンガリー軍の偵察部隊がアルプス山脈の雪山で、猛吹雪に見舞われ遭難した。彼らは吹雪の中でなす術なく、テントの中で死の恐怖におののいていた。 その時偶然にも、隊員の一人がポケットから地図を見つけた。彼らは地図を見て落ち着きを取り戻し、「これで帰れるはずだ」と下山を決意する。 彼らはテントを飛び出し、猛吹雪の中、地図を手におおまかの方向を見極めながら進んだ。 そしてついに、無事に雪山を下りることに成功したのだ。 しかし、そこで戻ってきた隊員が握りしめていた地図を取り上げた

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        危機管理下のリーダーに必要なもの #1

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          「駅」 #78

          最近、NHKBSで中森明菜のライブ(伝説のコンサート 中森明菜 スペシャル・ライブ1989 リマスター版)が放送されていたのを観た。 彼女は今年の5月でデビュー40周年になる。そのライブが素晴らしかったこともあり、そしてその昔大ファンだったこともあって、最近改めて彼女のことを考えている。 中森明菜は、小学生から中学生の頃に大ファンで、彼女が出る歌番組は全て録画して見るくらい好きだった。デビュー当初は超絶可愛く、こんなに可愛い人が世の中にいるのかと驚いたものだ。 当時は彼女

          「駅」 #78

          現状維持バイアス #77

          って、表現があります。 という意味だと理解しています。 欧米の企業は「前年と同じことをするときに説明が必要」で、日本の企業は「前年と違うことをするときに説明が必要」と聞いたことがあります。 欧米企業のことはよく分かりませんが、日本企業のところは、自身の経験でも、理解できるところがあります。 つまり、「変わることが当たり前」の欧米企業と、「変わらないことが当たり前」の日本企業という感じでしょうか。 この世界時価総額ランキングは、ネットでもいろいろなところで紹介されてい

          現状維持バイアス #77

          THE BATMAN #76

          コミックヒーローで一番好きなのがバットマンです。 スーパーパワーを持たず、生身の人間として悪に立ち向かう姿がリアリティがあって好きなのです。 バットマンのムービーシリーズといえば、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」3部作が有名ですが、その中でも2作目の『ダークナイト』(2008年)は、個人的なバットマンシリーズのNO.1で、本作の撮影終了後に亡くなったヒース・レジャーが演じた宿敵「ジョーカー」の狂気は、まさに秀逸ものでした。この3部作では、クリスチャン・ベールが

          THE BATMAN #76

          保険業界の潮流 #75

          今回の記事も前々回、前回に引き続き、2021年にNewsPicksでピックした記事を紹介したいと思います。 今回は、現在僕の仕事のメインフィールドである、「保険業界」に関する記事のコメントをご紹介したいと思います。 14世紀に北イタリアで誕生して以降、保険は社会生活や企業活動のリスクの移り変わり共に進化してきました。 今後も社会インフラとして必要とされる仕組みだと思いますので、これを機会に保険の世界にも興味を持ってもらえたらと思います。 皆様にとって何らかの参考になれば

          保険業界の潮流 #75

          2022年に向けて #74

          明けましておめでとうございます!! 2022年もよろしくお願いします! 2022年が皆様にとって実りある一年であることを心よりお祈り申し上げます。 さて、新年最初の記事は、昨年末の続きとして、2021年にNewsPicksでピックした記事のうち、「経営マネジメント」に関するコメントをご紹介したいと思います。 企業経営の課題は、現代社会の課題の縮図であり、これらの動きを追うことで、今後の社会の潮流を確認できると思います。 皆様にとって何らかの参考になれば幸いです。 この2

          2022年に向けて #74

          2021年を振り返って #73

          2021年も残すところあと本日だけとなりました。 今年も忘年会や仕事納めの納会は、基本的には自粛となりました。とはいえ、昨年は完全自粛でしたが、今年は小規模であれば開催できたので、そういう意味ではコロナ禍からも少し抜け出しつつあるのだと思います。やはり、ワクチンの普及が大きかったように思います。新株のオミクロンの動向は気になりますが、確実にwithコロナ、afterコロナの状況に移行しつつあると思います。 さて、今年は皆さまにとって、どんな一年だったでしょうか? 毎年年

          2021年を振り返って #73

          社会や組織を変革するには #72

          社会や組織をどのように変革するのかを書いたピーター・センゲの本です。以下はその中に出てくるストーリーです。 ドイツのフランクフルト北部の行政ヘルスケアプロジェクトとして、医師たち有志が、現状の対処療法的な対応に疑問を抱き、町全体の医師と患者間の関係についてインタビューを行いました。そこで浮き彫りになったのは、次の4つのレベルでした。 【レベル1:対処療法】 【レベル2:行動を正す】 【レベル3:原因やその関係性を探る】 【レベル4:全体性に目を向ける】 有志の医師

          社会や組織を変革するには #72

          戦略の「意思決定」の質 #71

          以前の記事で、企業の戦略の失敗について、考えました。その理由として、戦略が「実行されないこと」が問題であると論じました。 企業の戦略は大きく「意思決定」「実行」「評価」の3つのフェーズに分かれますが、前回紹介した「企業の実質90%程度は絶えず戦略実行に失敗している」という研究結果も戦略の実行力不足に原因を求めており、また、いわゆるPDCA(Plan-Do-Check-Action)のマネジメントサイクルも「実行」以降のオペレーションフェーズに重きが置かれていると思います。

          戦略の「意思決定」の質 #71

          社会変化のスピード #70

          昨今の技術革新の進歩は凄まじく、世界はものすごいスピードで変化しています。 そのスピードにいかに対応していくかが、企業組織だけでなく、個人を含めた様々な主体において大きな課題になっていると思います。 ここに驚愕の事実があります。 1900年のニューヨークです。121年前になります。 沿道に多くの人が集まっていますが、注目はそこではなく、馬車が列をなしていることです。1900年のニューヨークでは馬車が人々の移動手段でした。 そして、1913年のニューヨークです。前述の

          社会変化のスピード #70

          「パーパス経営」と「ビジョナリー・カンパニー」 #69

          昨今、企業経営における「パーパス(=私たち企業は何をするために存在しているのか)」の重要性が指摘されています。 21世紀に入り多くの先進国が成熟社会となり、物やサービスが溢れ、一部の人々を除き、多くの人に物やサービスが行き渡るようになりました。人々の生活水準が上がり、物やサービスの購入目的も変化する中で、新たな生活様式や価値観への対応が多くの企業に求められるようになっています。 一方で、IT等の技術革新の進展は、変化の激しい時代をもたらしており、現代は「VUCA」の時代と

          「パーパス経営」と「ビジョナリー・カンパニー」 #69

          考える力 #68

          これまでは、(一部の例外を除き)本や論文を書き、それらを出版社などを通して公表すること以外に自らの考えを世の中に知らせる手段はありませんでした。 しかしながら、現代は、SNSなどを活用して、誰しもが自分の考えを世の中に対して主張できる時代となりました。このnoteもその一手段だと思います。 一方で、そのため、容易に個人の考えに触れることができるようになったことから、表面だけを剥ぎ取った上っ面の他人の意見の受け売りのような主張も目立つようになりました。 このような時代にお

          考える力 #68

          Golden ring #67

          40周年を迎えた佐野元春の特集が「SWICH」の6月号(VOL39 NO.6 JUN.2021)に掲載されていた。 元春については、以前の投稿で少し触れている。 これまでの自分自身を振り返ったとき、それが、嬉しい時、楽しい時、辛い時、悲しい時、いづれの時であっても、いつも元春が側にいて、語りかけてくれたことを思い出した。 どのくらいの付き合いになるだろうか。僕が中学生の頃からだから、それなりに長い付き合いにはなる。もちろん、元春は僕のことを知る由もないけど。 元春は、

          Golden ring #67