サッカーでは、「FIFAクラブワールドカップ」が毎年12月に開催されて、クラブチーム世界一を決めています。

南米王者と欧州王者が対戦する「インターコンチネンタルカップ」という形式で1960年にスタートとして、途中「トヨタカップ」と呼ばれ日本で開催されていた時期もありましたが、その後いろいろな変遷を経て、2005年から現在の形になってるようです。いずれにしても約60年の歴史があります。

ラグビー（ユニオンラグビー）も、「ヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップ」や「ヨーロピアンラグビーチャレンジカップ」、2016年から2020年まで日本のサンウルブズも参戦したスーパーラグビーなどのクラブ国際大会はありますが、残念ながら世界一を決める大会はありません。

やはり、ラグビーにおいても、クラブチームで1番どこが強いのかはラグビー好きとしては興味があります。

ナショナルチーム同士のテストマッチは毎年行われていて、4年に1度はRWC（ラグビーワールドカップ）も開催されていますが、クラブチームの世界大会はないので、サッカーのような大会があるといいなと思います。

ラグビーも1995年にプロ化されてから、四半世紀が経ちました。ワールドラグビーや各拠点のラグビー協会にはぜひ、ファンのために検討して欲しいものです。

そんな中、最近、FAB RUGBYがクラブチームのランク付けをしていましたので、参考までに添付します。

スーパーラグビー（SANZAAR）で、無双の強さを見せるクルセイダーズ（NZ）が頂点にいるのは当然として、上位にはプレミアシップ（ENG）やトップ14（FRA）、スーパーラグビーの強豪が占めているようです。下位にはトップリーグ（JPN）のチームも顔を出してますね。

いずれにしてもこれらのチームが対戦すると思うとワクワクします。いろいろ問題はあると思いますが、ぜひ一度見てみたいものです。

今年開催されるとした場合の僕の予想としては、ベスト4は、クルセイダーズ（NZ）、サラセンズ（ENG）、レンスター（IRL）、ブルーズ（NZ）で、決勝はクルセイダーズ（NZ）とサラセンズ（ENG）と予想します。FAB RUGBYでも上位に位置付けている4チームです。

そして、優勝はやはりクルセイダーズ（NZ）だと思います。

ちなみに世界の主なクラブラグビーのリーグは以下の通りです。

プレミアシップ・ラグビー（ENG）

1987年発足。12のプロクラブからなるラグビーリーグ。イングランドラグビーの最上位ディビジョン。

トップ14（FPA）

1892年発足で、歴史あるフランスラグビーのプロクラブリーグ。

プロ14（SCO、WAL、IRL、ITA、RSA）

2001年発足。5か国のプロクラブチームで構成するヨーロッパ最高峰リーグの一つ。

スーパーラグビー（SANZAAR）

1995年発足。日本のサンウルブズも参戦したNZ、AUS、RSA、ARGの南半球4か国のプロクラブチームで構成する世界最高峰のアタッキングラグビーリーグ。

メジャーリーグラグビー（USA、CAN）

2018年に発足した北米のプロラグビーリーグ。現在は9チームだが、今後12チームまで増える予定。発展途上ながらスポーツ大国のリーグであり、将来の発展に期待がかかる。

トップリーグ（JPN）

2003年発足。日本の社会人ラグビーリーグ。日本ラグビーの最高峰。

各リーグ所属のクラブチームについては、全部はご紹介できませんので、ご興味があれば各リーグのサイトなどを検索してみてください。