見出し画像

Fe:外向感情 ENFJ/ESFJの”主機能”=最も発達した機能

どういう機能?

Fe:外向感情は、感情を外向することで、自分の存在を肯定してくれる、共感者の募集を目的とした機能だと解釈しました。

Fe:外向感情は、協調ではなく共感がキーワード。
協調はむしろ、Fi:内向感情のテーマ。

コミュニケーションスタイル

STEP1. 人と邂逅するときに、感情を外向することで、好い印象を残す。
STEP2. 友好的だと油断させ、相手のガードを下げる。
STEP3. その隙に情報収集をして、相手の素性や敵味方を判定する。
STEP4. 時がたつと共に、貢献度/期待度によってサービスランクが決まる。笑

表面上は無害に見せかけているが、共感が同調圧力に変わるタイミングには注意が必要。

人間関係を拡張する方法

外向型かつ、探索機能(Se:外向感覚/Ne:外向直観)が主機能の人(ExxP型)は、自分の専門分野を超えて気の合う人を探す特徴がある。一方で、

外向型かつ、判断機能(Te:外向思考/Fe:外向感情)が主機能の人(ExxJ型)はまずは自分の周囲の環境を整理し始める傾向がある。組織への忠誠とか、出世とかがキーワードになってくる。

アキレス腱

自己肯定感が下がると、自分の印象をコントロールしようと躍起になることがある。他人が同情してくれそうなお涙頂戴のストーリをまるでレコードテープのように再生する。ためらいなく、全員の前でやる。

見せられる方は違和感でしかないのに、本人はそれが当たり前の様子。
普段から演技してるんだなぁ、と実感。

また、Fe:外向感情が強い人は、問題解決能力へのアクセスが弱いので、自分で課題を抱えたくない。

自分の抱えているボールを早く手放したくて、『これはあなたのボールじゃない』と誰かの言質がほしい。

劣勢機能のTi:内向思考をうまく使えないと、他人に答えを求めるようになる。

誰かに押し付けたい衝動に勝てず、結果、せっかくゲットした支援者やパートナーを理不尽に責め立て続ける。平和主義者なタイプのパートナーだと、パートナーは強く気を病むことになり、二次災害になる。

問題を改善する方法

以下のことは、苦手だからこそ意識してもらう必要がある。

相手からの理解を得られなくても、パニックにならず冷静に対応する。

相手をこき下ろす前に、自分自身の行動原理や、言動の一貫性を意識して行動する必要がある。「他人の悪口ばっか言ってるけど、あんた自身は何者なんですか?」と言われてドキッとしません?

他人に相談するのは、『あなたの問題と他人の問題を切り分ける』手伝いをしてもらうためであり、問題を転嫁したくなっている自分は抑える。「あなたの言うとおりにやったじゃない!」は封印。

他人に対して意地悪な気持ちがわいてくるとしたら、大体は本人の問題と自覚する。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?