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40代デザイナー人生初の入院が人生初の手術とセットで平日の午後に突然やってきた話(後編)

 症状が出てからおそらく1時間半から2時間くらいは経っていただろう。 救急とは言いながらも割とのんびりと病院へと辿り着いたわたしは、ストレッチャーにどっかりと横たわるなどということもなく、まるでお菓子のおまけの様に、なんとなくちょこんと乗っかった状態のまま急患として運び込まれ、やっとのことでお医者先生様に診てもらうことができた。 心筋梗塞ですね ここまでの流れから凡そ想像はついていた。 そりゃそうだろう。先の相談電話の際にわたしが「胸が痛いのでして」と言ったらば、彼の医療専

    • 40代デザイナー人生初の入院が人生初の手術とセットで平日の午後に突然やってきた話(救急車編)

       救急車に乗ること自体は初めてではない。 一度目は高校生の時分だった。学生と言えば勉学そして部活動と言うのがごくメジャーな青春コースだが、わたしも御多分に洩れずして弓道などに勤しんでいた時期があった。その帰りに(多分)自転車で転んだのが一度目だ。 (多分)と書いたのはその時の記憶が一切なく、部活帰り、某Mドナルドを出てそこからの帰路のいずこかでブラックアウトし、次の瞬間には病院の鏡の前に突っ立ってる傷だらけの自分の間抜けな姿を見ていたからであって、これはほんになんも覚えておら

      • 40代デザイナー人生初の入院が人生初の手術とセットで平日の午後に突然やってきた話(前編)

         寝て、起きて、仕様もない顔でだらけている、間にもうご飯まで出てきている。上げ膳据え膳とは言うが、勝手に出てくるご飯はなんとまぁ美味しいのだろう、実家に感謝せなあかんよ君らも。 と言ってみたくなるわたしは今、病床である。 なんつって。良い感じで言ってみたけどもなんのことはない、つまり入院している。そりゃご飯も勝手に出てくるわけだが、これがうめぇなぁ。と思ったのでまずはお礼のつもりで書いてみた。ありがとう病院のご飯作る人。 そんでこの病床の飯を食うまではまぁまぁ大変ではあった

        • 中高年デザイナーはどこまで現役が続けられるのか

          FOLIO Advent Calendar 2022 7日目用 その昔、ひょんなことからIT界隈の飲み仲間と共著ブログなんてのをやってた時期もありまして、その当時はやれ「はてブで1,000超えた!」だの、「アクセス10万行ったぜウヒョー」だなんて小躍りしながらやってたのですが、勝手にやり切ってビール片手にうっかりのんびりしている間に情報はnoteだったりスペースだったりと、多様な手段で発信されるようになっておりました。そんでもってまぁもう自分は書く気もない隠居の身ですしいっ

        40代デザイナー人生初の入院が人生初の手術とセットで平日の午後に突然やってきた話(後編)

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        • 40代デザイナー人生初の入院が人生初の手術とセットで平日の午後に突然やってきた話(前編)

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