経営理念の必要性

経営理念の必要性とは

今から、経営理念について語ろうとしておりますが、私の会社でも理念ちゃんと作った方がいいよね!と考えたのは4期目でした。

最近作ったばかりで、理念について偉そうに語るのも変だとは思いますが、4期目のタイミングで理念作成してよかった!絶対にちゃんと理念は作った方がよい!と思えたので、この記事を書いております。

ソラボの理念は以下のサイトでご確認ください。

https://so-labo.co.jp/company/philosophy/

これから創業する方や、創業後ちゃんと理念を作成していない方には、早めに経営理念を作成することをオススメします。

経営理念とは

経営理念は、経営者や創業者の会社経営に対する考え方や、企業としての存在意義、企業としてどのような貢献を目指しているかなどを示したものです。

経営理念を作成し、共有することで、社内だけでなく社外にも良い影響をもたらします。

経営理念がもたらす効果

①従業員の統率を図ることが可能になり経営が円滑に
経営理念は経営者の経営に対する考え方や、企業としての在り方、将来の目標を示したものです。
経営理念の内容を従業員に共有することで、日々の業務の中で共通の判断軸として活用することが可能になり、従業員は経営理念を軸として自ら判断することもできます。

また、従業員の判断軸がバラバラで、企業の将来的な目標においても共通の認識がない場合、企業全体として統率をとることが難しくなってしまいます。
経営理念を従業員に共有することで、従業員が共通の判断軸を持ち、同じ方向を向いて進むことが可能になるため、従業員の統率がとれるようになり、会社経営が円滑に進むようになるでしょう。

②従業員のモチベーションが向上する
経営理念によって経営者や創業者の企業に対する思いや、企業が社会や顧客に対してどのような貢献をしているかを従業員が知ることになります。
日々の業務が社会的にどにような貢献をしているかを知ることで、従業員は業務に対しての誇りを持ち、業務に対するモチベーションが向上するでしょう。

③優秀な人材の確保が可能になる
経営理念を作成しHP上などで公開することで、社会的に企業の考え方や存在意義などをアピールすることができます。
社内だけでなく社外的に経営理念を公開することで、内容に共感する人材を雇用することが可能になるでしょう。
経営理念に共感する人材は、企業の成長のために自分がどうあるべきかを経営目線で考えることが出来る人材です。
多くの人に理解してもらえる、企業の存在意義についてのメッセージ性が強い経営理念を作成することで、より優秀な人材を確保することが可能になります。

④顧客や社会からの信頼度が上がる
経営理念を作成し公開することで、企業が顧客や社会に対してどのような貢献をしているのか、どのような存在であるかを知ってもらうきっかけになります。内容に共感してもらうことができれば、企業として信頼してもううことが可能になるでしょう。

経営理念を最大限活用するために・・・

経営者や創業者の企業に対する思いや考え方を示す経営理念には下記の4つの要素を盛り込むことが大切です。

・ミッション
企業がどのような存在であるのか、何のために存在しているのか、企業として達成するべき目標とはどのようなものか

・ビジョン
企業として将来的に目指している像はどのようなものか、ミッションを果たした後の企業の姿について

・バリュー
経営者だけでなく従業員の業務における判断軸ともなる企業としての価値観。ビジョンにおいて描いた企業の将来的な姿を実現するために必要な判断基準を示す

・ウェイ

ミッション、ビジョンを達成し、バリューで示した判断基準を軸として企業がどのような行動をしていくべきかを示す

経営理念は、上記4つの要素を満たしてることはもちろん、経営者だけでなく従業員からの共感を得る内容でなければ、なかなか社内に浸透せず意味を持ちません。

従業員に理念を浸透させるために、食事会を開いたり、定期的にミーティングを開くなどして、理念浸透させると、企業が強くなっていきます。

とはいえ、理念を浸透させることは本当に大変です。

私もまだまだ自社の社員に理念が完全に浸透したとは思えてないので、理念浸透させるためにはどんな方法があるかを考えながら日々行動してます。

完全に理念浸透したな!こんな行動がよかったな!と気づくことができたらまたnoteに投稿しようと思います。


株式会社SoLabo代表取締役。日本政策金融公庫の融資支援実績1600件以上。税理士有資格者 3つのメディア運営▶︎創業融資ガイド、inQup、資金調達ノート/3つのメディアで月間60万PV