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やっぱり詰めが甘いニックスについて

因縁の相手シカゴに勝てました。

が、なんだか後味のあまりよくない終わり方でしたね。理由は明らかにクロージングでしたけど。

ということで、今日のシカゴ戦について主にクロージングの観点から感想を書いていきます。

ファウルトラブル

一つ目の理由として考えられるのはファウルトラブルです。

残り7分弱で82点ほどに抑えていたのにも関わらず、そこから最終スコアの103点まで取られた最も大きな要因は何と言ってもファウルトラブルによってボーナスのフリースローを相手にめちゃくちゃ与えたということでしょう。そもそもこのファウルトラブルさえなければ流れ的にも残り3分で12点差以上の点差をつけることができていて、クロージングとかの問題にもなっていなかったのかなと思います。

そこでどういった経緯でファウルが重なったのかもう1回試合を観なおして確認してみました。すると、大きく分けてもったいないファウル課題が明らかになったファウルの2種類があったように思います。

まずもったいなかったファールについて。これはかなり明らかで、最初の IQ、 そしてその後のバークスの連続のファウル。これら二つはファウル をする必要が全くなかったし、ただただチームファウルがかさんだだけだったと思います。

次に課題が明らかとなったファウルについて。これは内容として、相手の速攻に全く対応できずファウルをしてしまったというものです。

4Qに限らず、ニックスはこの試合を通してシカゴの速いペースにかなり苦戦をしていました。特に4Qは、相手がギアをあげたのに対してニックスのメンバーがそれについていけず、ファウルで対応するということが増えていました。

プレーオフはオフェンスのペースが落ちるとはいえ、東にはシカゴのほかにも速いペースを得意とするチームはあるので、この辺はこれからのニックスの課題として注目していきたいなと思いました

ランドル。。

それでは、問題の残り二分からについて。

この二分間で詰められた最も大きな要因は、オフェンスの停滞でした。そして、この停滞の最も大きな要因はランドルだと思います。

ランドルは、この試合を通じて特にカルーソに対してかなり強気に右サイドのミッドポストあたりからポストゲームを展開していました。これ自体はかなり有効的な手段で効率よくオフェンスを展開できていた場面もあったのですが、4Qでそれをみたシカゴがマッチアップの相手がロンゾになるようにします。

このロンゾかなかなかいいディフェンスを展開していて、ランドルはかなりイラついていました。そのせいなのか、ポストアップでロンゾを倒すことに固執してしまい、そこでショットクロックのほとんどを使ってしまったり、はたまたターンオーバーを多く起こしてしまったりしていて、ここからオフェンスの大きな停滞がうまれました。

たしかに僕は前回のnoteで、「もっとポストアップをしてほしい」と書きました。しかしそれはあくまでシチュエーションありきだし、そもそもこの発言の真意は「RJやランドルにはもっとポストアップの1on1を磨いて技を増やしてほしい」というのものでした。

今回のランドルのポストプレーもそうでしたが、現状はかなり単調で必殺技とまでは言えません。ここからの成長に期待しています。

今日のRJ

そんな中、今日のMVPはやっぱりRJバレット

最後のデローザンに対するDFももちろんのこと、今日は最初からOFでもスイッチが入っていました。そのせいか、今日の立ち上がりは最高でした(すぐ詰められたけど)。

間違いなく今日の勝利はRJあってのものでした。

最後に

今回のゲームを終えてシカゴはまだ未完成のチームだと考えられました。今回ニックスが勝てたのはそれも大きかったんじゃないかなと思います。

なので次回やるときはどうなるかわかりません。

ですが、ニックスはニックスで最後のクロージングが甘かったりとまだまだ若いチームで完成してない部分も多いので、ニックスも強くなれれば、また次も勝てるんじゃないかなと思います!!

Go Knicks

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