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ニックスの方針と後半戦について

お久しぶりです、へそのゴマです。
TDL、オールスターが終わり、ついに今シーズンも後半戦に入ったところで今思っていることをまとめたいと思います。

TDLから見るニックスの方針

まずは、ニックスにおいて大きな変化となったTDL。
今更にはなってしまいますが、ニックスはハートを獲得しました。

まだ数試合しか出場していませんが、現状では完璧な補強とまで言えるほどニックスにはフィットしています。
ほんとに今のフロントは、ブランソンしかり渋い補強が神がかり的にうまい。これは一重にフロントの中で、「どういったカルチャーを作りたいか」がはっきりしているからだと思います。

しかしこの完璧なトレード、ニックスファンでもあり、同級生でもあるRJファンでもある僕にとってはなかなか複雑なものでもありました。
なぜなら、RJと同期で同じ大学のキャムを放出し、ブランソンと同期で同じ大学のハートを獲得したから。これはつまり、ニックスがRJを中心とした世代に時系列を合わせるという方針から、ブランソンに時系列をあわせるという方針にシフトチェンジしたことがを明確にしたとも言えます。

僕の個人的な思い

このニックスの方針転換に対して僕は様々な感情を持ちましたが、まとめると以下の三つの感情になります。

悔しい

まずはやっぱり悔しい。
3位指名だし、今シーズンは調子が悪いとは言え、それでも20得点をとってくるRJが中心選手になることを簡単には諦められません。

そしてなによりRJのためのチームでRJがどれだけ活躍するのか観てみたかったです。
冷静に考えると、RJは大学のころからチームの絶対的なナンバーワンプレーヤーとして活躍したことがないし、それどころかRJに合ったチームメイトとプレーしたこともない。それも相まって、やっぱり「もしRJにあった、RJ中心のチームだったら、もっと活躍できていたのではないか。成長してオールスターになっていたのではないか」と考えてしまいます。

仕方ない

しかし、その一方で仕方ないかと思う部分もあります。
オフに延長契約を結んだのに、あまりにも今年は調子が悪すぎた。シュートは入らないし、判断は悪いし、なにより一番いただけないのは、そこそこ得意だったはずのDFがめちゃくちゃ悪くなっている。

中心選手にしようかと思われるような選手が、なにかこれといった得意技を習得するわけでもなく、逆に今までできていたこともできなくなってしまったら、フロントとしては「こいつに任せるのは心配だな」と思って当然です。

僕はRJファンですが、それ以前にニックスファンですので、今シーズンのRJのプレーが中心選手に値するどころか、むしろマイナスになってしまっているという現状は認めざるを得ません。

また、今回時系列を合わせることになったブランソンは、今シーズンすさまじい活躍をしている上に、何よりプレーオフで活躍した実績を持っているので、彼が中心選手になるのに文句は全くありません。

「中心でない=RJが活躍できない」ではない

そのうえで、でもまだRJがニックスで活躍できないと決まったわけではないとも思っています。

そもそもRJがニックスから放出されたわけでもないし、ブランソンに時系列があっていると言ってもそんなに年齢が離れているわけでもありません。
それに何より、RJは中心選手でないと活躍できない選手ではないはずです。
DFは絶対今よりはできるはずだし、シュートだって全然打てない選手ではない。
ニックスがこれから強豪になるにつれて、ボールをたまに持ったらドライブなどで点を取ってくれるRJのような選手が3番手か4番手にいるのはめちゃくちゃ大事になってくると思います。

ニックスファンでもありRJファンでもある僕としては、この方向性でRJが活躍してくれるのを本当に願っています。

プレーオフを見据えた後半戦

ということで、TDLで今後の方向性がかなり明確になったニックス。
ブランソンに時系列を合わせるとしたら、今シーズンの重要性はめちゃくちゃ高くなってくると思います
目標としては、最低でもプレーオフ出場、できれば一回戦突破まではしたいところ。

だとすると、シーズン残りの試合はただプレーオフに出るために勝ち星を重ねるだけでは不十分で、プレーオフを意識した戦いをする必要があります。

具体的には、プレーオフまでにOF、DFともいろんなパターンに対する武器をどれだけ増やせるか
そしてその武器の一つは、もちろんRJになってくると僕は思っています。


RJならできる。
Go Knicks

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