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ニューイヤーコンサート

*たまには趣向を変えて、いつもの歴史投稿ではなく好きな音楽について投稿してみました。お気軽にお読みくださると嬉しいです*

2023年1月某日・・
昨年末に地元の銀行に行った夫が、銀行主催のニューイヤーコンサートのチケットをいただいてきたので、珍しく家族3人で出かけることにしました。


子どもの頃ピアノを習っていたり、アマチュアの合唱団で舞台に立ったりした私は大の音楽好きでJポップからクラシックまで幅広く聴きますが、夫はクラシックはほとんど聴くことはなく、クラシックのコンサートは1人で行くか息子と2人で行くかのどちらかです。
この銀行の主催するニューイヤーコンサートは、5年ほど前に一度だけ息子を連れて行ったことがありました。コロナ禍により今回は3年ぶりの開催とのこと。オーケストラは九州交響楽団。指揮は下野竜也氏。

実に華やかで楽しいコンサートでした。

まず、指揮者の下野さんのトークが上手い!「司会は私で、時々指揮もします。」と茶目っ気たっぷりのユーモラスな進行ぶり。選曲も、ニューイヤーコンサートにありがちなワルツばかりでなく、ブラームスの「ハンガリー舞曲第1番」やワーグナー「ローエングリン 第3幕への前奏曲」も!
(プロのパシッ!と揃った金管楽器の生音で聴くワーグナーはやはりカッコイイ!)


ほかに気に入ったのが、オッフェンバックの歌劇「ホフマン物語」より『森の小鳥はあこがれを歌う』。オランピアという美しい自動人形がアリアを歌うとという設定で、人形なので動きがぎこちなく、途中で何度か力尽きてしまう。そのたびに、誰かがゼンマイを巻く。ソプラノの鈴木玲奈さんの可憐でコミカルな演技に客席から笑いも起き、実に楽しいひと時でした。


アンコールの最後は恒例の「ラデッキー行進曲」かな、と思いきやオッフェンバックの「天国と地獄」で。(運動会で必ずかかるあの曲ですね。)
指揮の下野さんも、ソプラノの鈴木さんも、ポンポンをもって踊り出すという楽しいラストでした。


実に楽しかったニューイヤーコンサート。また機会があれば家族で行きたいですね。

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