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久能山東照宮訪問(2023年5月1日)


2023年のGWのことですが、共著本『家康考』執筆ご褒美の旅として静岡へ行きました。その2日目に久能山東照宮を訪問。

ご承知のとおり、久能山東照宮とは徳川家康公をご祭神としてお祀りした全国にある東照宮の総祀にあたる神社です。

下から階段で昇ることもできるそうですが、その気力体力がないので、この日は日本平からロープウェイで上りました。

日本平展望所から見たロープウェイ乗り場

8:10位に日本平に到着し、余裕だと思っていたら、8:30には既にロープウェイ乗り場には行列が。やはり大河ドラマ効果か…!

久能山は元々武田家の久能山城があった場所で石垣等の遺構も残っています(ロープウェイ内での解説)。


久能山城の遺構の石垣。


豪華絢爛なお社ながらさほど広くないので、散策にはちょうど良い感じです。

重要文化財に指定されている楼門。


拝殿正面にある唐門。こちらも重要文化財です。


国宝である御社殿の装飾。豪華絢爛。



本殿の裏側にある家康公御廟所にもお参りし『家康考』執筆出版の御礼を申し上げてきました。

家康公御廟所

久能山東照宮博物館にも立ち寄りました。ちょうど関ヶ原合戦時に使用されたと伝わる「銃弾の貫通した跡」という穴が開いた竹駕籠が展示されていました。
(撮影禁止のため久能山東照宮博物館のⅩへの投稿を貼ります。)

久能山東照宮博物館


関ヶ原合戦は、一般的にいわれるような"東軍楽勝"の戦(いくさ)ではなかったのではないか。
家康公は幾多の戦いを潜り抜けたからこそ"平和な世"をつくることができたのではないか。
駿府での大御所時代はその「総仕上げ」として外交問題の方向性を決めたことと、豊臣家との決着をつけたこと(近年、豊臣家を滅ぼす気はなかったのではないかとの説もあります)が重要な事績だったのではないかと考えました。

駿河湾も見渡せる絶景の日本平と久能山。


温暖な気候とこの景色に晩年の家康公は癒されたことでしょうね。

*この記事は2023年5月のFacebookへの投稿を加筆修正したものです。



*久能山東照宮のHPはこちら。


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