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自分の未来は自分が切り開く

君の未来はまだ決まってないということさ。誰もがそうだ。未来は自分で切り開くものなんだよ。だから頑張るんだ。
バック・トゥザ・フューチャー3

タイムマシンに乗って未来を見てみたいという憧れがあります。どんな未来が待っているのかという期待はワクワクしたものであり、楽しそうな未来を想像します。その反面、期待したこととは違う未来があったとしたらどうでしょうか。未来を見たことで絶望するようなことがあれば、生きる気力を失ってしまいます。もし期待とは違う未来があったとしても、今の自分が行動して、あり方を変えることで未来も変わっていくとしたら、何を選択するでしょうか。

名作「バック・トゥザ・フューチャー」は天才科学者が発明したタイムマシンに乗って、主人公マーティ・マクフライが過去や未来を行き来するなかで、さまざまな人に出会い、人生を変えていくストーリーです。未来で出会う自分に絶望しながらも、最後には今を変える行動をします。私は今自分が選んだ行動が、将来何に繋がっていくのかまで考えて動いてるかという問いがあったとしたら、自信を持ってYESとは言い切れません。あの時こうしておけばよかったなという悔やみも日常茶飯事です。未来のことがわかって、この選択をしたら将来良い方向になるということがわかっていたらきっと選ぶと思います。そこでふと思うのは、全ての正解がわかっていて、必ずうまくいく方法があったとしたらそれは楽しいだろうかということです。ボーリングだって何をしても必ずストライクになるレーンがあったとしたら、それはただボールを投げているだけです。仕事で必ず結果が出る方法が決まっているのだとしたら、それは機械にお願いしたらいいことだと思います。結果がわからないから、今努力をして、知恵を絞り、時々壁にぶつかりながら前進していくのが面白いのです。未来は見てみたい。しかし、未来がわかっていたら何も面白くはないのではないでしょうか。

未来は自分次第で変えることができる。この希望があるから私たちは今を生きています。今は限られた条件や制約があるかもしれません。しかし、それを言い訳にしていたら何も生み出しません。もし何万年後に地球が無くなってしまう未来があったとしても、だからといって今絶望してても仕方がありません。もしかしたら私たちの生きることの行く末は「無」だとしても、今目の前には現実があり、家族がいて、仲間がいます。予想もしない環境の変化や災害、紛争があっても、それが自分の人生の未来を確定させているわけではありません。今はもしかしたら大変な思いをしてるかもしれませんが、未来を切り開くのは自分自身であり、今の行動によってどんな未来も作り出すことができます

100年前に生きた人たちが現代を見たらどんなことを思うでしょうか。もし100年前にタイムスリップして、現代のことを伝えたとしても信じてくれるでしょうか。スマホで映像を流すのを見せたら、人がこの小さな箱の中に入っているのではないかと驚かれるかもしれません。今から100年後にどんな未来が待っているかを考えると、どんなこともできるのではないかと思えてきます。希望と夢を持って今を生きれば、望む未来を作り出せます。未来を心配するのではなく、未来を期待して、今を選ぶことです。

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