石黒太一

キャリア心理研究家 人と組織の成長をテーマに仕事をしています。 就職、転職、人事、採…

石黒太一

キャリア心理研究家 人と組織の成長をテーマに仕事をしています。 就職、転職、人事、採用、組織開発、マインドフルネス、キャリアについて思ったことについて発信しています。 愛知/名古屋 個別化/戦略性/成長促進/ポジティブ/最上思考

最近の記事

  • 固定された記事

豊かな人がやっていること

どの仕事も人に喜んでもらうためにある。仕事に対する対価として給与という形で報酬を受け取ることができるのは、誰かのために役に立っているからです。タレントやアイドル、アーティストで経済的な成功をしている人は、人を喜ばせているからです。例えば、明石家さんまさんは今も第一線で活躍をされています。経験が長いから活躍し続けているだけではなく、トークや場の作り方、人を楽しませる技術が飛び抜けているからこそ、人気であり続けることがわかります。タレントだから人を喜ばせるのは当たり前だと思うかも

    • マインドマップ

      マインドマップはアイデアを整理し、新たな関連性を発見するために非常に効果的なツールです。このツールを使ってアイデアを深めるプロセスは、中心となるテーマを設定することから始まります。このテーマは、マインドマップの中心に置かれ、それを囲むようにして多くの枝分かれしたアイデアが配置されます。中心のテーマを決定したら、それに関連するサブテーマやキーワードを放射状に展開していきます。これらのサブテーマは、中心のテーマを異なる角度から探索し、より広い視野で考察する手助けをします。 各サ

      • 感情のコントロール

        感情をコントロールすることは、私たちが日常生活で直面する最も重要な課題の一つです。感情の波に乗り、それに圧倒されることなく、冷静に自分自身を管理する能力は、人間関係、職場での成功、さらには個人的な幸福に深く影響を及ぼします。 感情のコントロールは単に感情を抑えることではありません。むしろ、感情を理解し、適切に表現し、そして時にはそれを積極的に変えることを意味します。このプロセスには、自己認識、自己調節、そして自己表現の三つの段階が含まれています。 自己認識は感情のコントロ

        • 辛いことから離れる

          辛い時はその原因から離れることは、精神的な健康を守るためにとても重要なことです。私たちはしばしば、困難やストレスの原因に立ち向かうことが美徳だと考えがちですが、それが自分自身を害することに繋がるなら、その場から離れる勇気も必要です。 辛い思いをしている時は、その感情があなたを支配しないように注意が必要です。痛みやストレスの原因となっている状況から一時的にでも離れることで、心が休息を得ることができます。自分自身の限界を理解し、無理をせず、適切な距離を取ることが重要です。 た

        • 固定された記事

        豊かな人がやっていること

          聞ききる習慣

          人の話を最後まで聞ききる習慣をつけることは、コミュニケーションにおいて非常に重要です。この習慣は、相手を尊重し、相手の意見や感情を理解するための基礎となります。日常生活において、しばしば私たちは他人の話を途中で遮ったり、自分の意見を押し通そうとしたりすることがありますが、これは相手に対して失礼な行為であり、有意義な対話を妨げる要因となります。 まず、人の話を最後まで聞くことは、相手に対する敬意を示す行為です。相手が自分の考えや感情を言葉にするとき、それに耳を傾けることで、相

          聞ききる習慣

          今日を振り返る

          「今日を振り返り、明日に活かす」という行動は、日々の成長と自己改善のための極めて有効な手法です。私たちは日常の忙しさに追われがちですが、その一日一日に意識的に目を向け、それを評価する時間を設けることが、個人の発展において非常に重要です。 振り返りを行うことで、私たちはその日の行動を客観的に見ることができます。これは、自分自身の行動パターンを理解し、何がうまくいったか、何がうまくいかなかったかを明確にするのに役立ちます。このプロセスは自己認識を深め、次の日に向けた具体的な改善

          今日を振り返る

          歴史を学ぶ

          歴史を学ぶ意味について考えるとき、私たちはしばしば過去をただの時間の流れとして捉えがちです。しかし、歴史は単なる出来事の記録以上のものです。歴史を学ぶことは、人間の根本的な性質や、時代を超えた共通の問題に対する洞察を提供してくれます。 歴史は人間性についての理解を深める手段として非常に強力です。私たちが直面する社会的、個人的な課題は、実は何千年も前から存在しているものです。人々は恋愛、権力、裏切り、友情、野望など、さまざまな動機によって動かされてきました。これらのテーマは古

          歴史を学ぶ

          キャリアの棚卸し

          キャリアの棚卸しは、自身の職業的成長を深く理解し、将来の目標に向けて効果的な計画を立てる上で非常に重要なプロセスです。このプロセスを通じて、個人は過去の成果を振り返り、現在のスキルセットを評価し、未来のキャリアパスを形成するための戦略的な決定を下すことができます。 キャリアの棚卸しの目的 キャリアの棚卸しの主な目的は、個人が自分自身の職業的成長を俯瞰し、達成した成果や発展したスキル、さらには経験した挑戦や教訓を明確にすることです。この自己分析は、キャリアの進行方向を定める

          キャリアの棚卸し

          部下コミュニケーション

          現代の職場では、人事部が部下とのコミュニケーションにおいて中心的な役割を果たしています。効果的なコミュニケーションを通じて、人事プロフェッショナルは従業員のエンゲージメントを高め、組織の目標達成をサポートする重要な任務を担っています。 コミュニケーションの重要性 部下とのコミュニケーションは、理解、信頼、尊重の基盤の上に築かれるべきです。部下が自分の声が聞かれ、評価されていると感じることで、彼らはより積極的に仕事に取り組み、職場での問題を開示する傾向が強まります。これによ

          部下コミュニケーション

          自分を持つ

          自分が何をしたいかを持つこと、つまり自分の欲求や願望、目標を明確に持つことは非常に重要です。なぜなら、自分の内なる声に耳を傾け、それに基づいて行動することで、より充実した人生を送ることができるからです。自分の本当の望みを見つけ出すことは、幸福への第一歩とも言えます。 多くの人々は、社会的な期待や他人の意見に左右されやすく、それによって自分の本当の願望を見失ってしまいます。例えば、親が望むキャリアパスを歩むことや、友人たちが楽しいと感じる活動に参加することなど、自分ではなく他

          自分を持つ

          本質的な会話

          表面的な会話は、一見して会話をしているように見えるかもしれませんが、実際には何も残さないことがよくあります。この種の会話は、参加者の間で実質的な意味合いや深い理解が交換されることなく進行するため、結果として何の成果も生まれません。それどころか、お互いの理解が深まるどころか、むしろ誤解を招く原因となりかねません。 本質的な理解が伴わない表面的な会話は、しばしば、単なる形式的なやり取りに過ぎず、参加者の間で実際の意見や感情が共有されることはありません。たとえば、職場での会議や社

          本質的な会話

          自分で自分のブレーキを踏まない

          私たちはしばしば自分自身に制限を設け、可能性を制約します。目の前にチャンスがあるにも関わらず、不安や恐れ、自己疑念によって自分でブレーキを踏んでしまうのです。しかし、これらの自己制限を超え、自らの道を切り開くことは、個人的な成長と成功のために極めて重要です。 自己制限の本質 多くの場合、自己制限は無意識のうちに行われます。自分が取り組もうとしていることに対する恐れ、例えば失敗するかもしれない、批評されるかもしれない、期待に応えられないかもしれないといった恐れが、私たちを行

          自分で自分のブレーキを踏まない

          誰かに聞いてほしい

          人間は、本能的にコミュニケーションを求める生き物です。私たちは言葉を交わし、感情を共有し、理解を深め合うことで社会的な絆を築いてきました。しかし、現代社会においては、人々が直面する様々な困難について話すことは、思った以上に難しいことがあります。特に、個人の内面に関わる問題や感情は、なかなか他人に打ち明けることができず、孤独や不安を増大させることにもなりかねません。 私たちの多くは、自己表現の場としてSNSを利用していますが、そこでのやりとりが必ずしも本心からのものであるとは

          誰かに聞いてほしい

          チームの方針を明確に

          組織やチームが成功を収めるためには、明確な方針と戦略の策定が不可欠です。目標を設定し、その目標に向かって効果的に進むためには、全てのメンバーが共通の方向を向き、協力し合う必要があります。しかし、ゴールが大規模で達成方法が複数存在する場合、チームメンバーそれぞれが異なるアイデアやアプローチを持つのは当然のことです。個々人の能力が高いほど、その傾向は強まりますが、これが原因で進行が停滞し、目標達成が遠のくこともあります。 方針の明確化の重要性 成功への第一歩は、方針を明確にす

          チームの方針を明確に

          経営戦略として人事戦略

          経営戦略としての人事戦略は、企業の目標達成に向けて中核的な役割を担います。ここでは、企業がどのようにして効果的な人事戦略を構築し、実行するかについて詳しく解説します。 企業文化の形成と強化 企業文化は、会社の基本となる価値観や行動規範を示します。強固な企業文化は、従業員が協力し、一体感を持って働く環境を作り出すのに役立ちます。人事部門は、新しい社員がこの文化を理解し、受け入れるためのオリエンテーションプログラムを提供することが重要です。また、社内イベントやチームビルディン

          経営戦略として人事戦略

          働く意味

          働く意味を考えるとき、マズローの欲求階層理論は私たちが仕事に求めるものの理解を深めるのに役立つ枠組みを提供します。この理論によれば、人間の欲求は最も基本的な生理的ニーズから始まり、自己実現のニーズへと段階的に高まっていきます。ここでは、働く意味をこの理論を通じて深掘りし、それが私たちの日常やキャリアにどのように影響するかを探ります。 生理的欲求と安全の欲求 仕事をする最も基本的な動機は、生理的欲求と安全の欲求を満たすことにあります。生理的欲求には食べること、寝ること、適切な