加入推進

自己分析の結果、営業は自分には向いていない!と思って飛び込んだ事務職。

とは言いつつもうちは事務もするし営業もする、割と特殊な職業だった。

組合員から話を聞きたいと連絡があって行くことが大体のパターンなので、みんなが思い描く営業よりはまだ易しいのかも。それでも実績が落ち込んでいるのでそればかりに頼ってはいけない状況ではあるが…。

営業で必要なのは、やはり自分の商品の知識を身につけること。自信がない=知らないということなので、とにかく上司に聞いたり、パンフレットや約款を読んだり、加入推進の前には入念な準備が必要となる。

自分の場合は上記に加えて、自分だったらどういう点が気になるか、また他の共済の話が出た場合に備えてそのシミュレーションも頭の中で考えていた。

まぁ、2人で行けばお互いがカバーできればそれで良いんだけども…

あと思ったことがもう一つ。

せっかく時間かけて試算しても、結局加入してもらえなかったら意味がないのか?

だったら最初から手を抜いてザックリで試算して推進するのか?

それに費やした時間が必ずしも結果に結びつくわけではないが、実績を得られなかった場合、その時間は本当に無駄なのか?

時間の無駄になるのが勿体無いからなるべく低コストに推進すれば良いのか?

その無駄になりうる可能性のある時間は、別のことに割けということなのか。

低コストに加入率が伸びればそれに越したことはないのかもしれないが、そういう気持ちで推進してお互い良い気持ちになるだろうか?

そういう気持ちは組合員に伝わるんじゃないのか?この人は本気で自分と向き合ってくれているのかどうか。これもこれで重要な気もする。

最終的な決め手は掛金の予算もあれば人もある。

人が決め手になるのなら、第一印象から良いスタートを切りたい。だから初動は早く動くように心がけている。初動が早ければ、本気で加入してもらいたい気持ちが伝わるのではないかと思う。初動が遅ければ加入してもらえたチャンスを逃すことになる。それが一番恐れていることである。一個人ではなく組合を背負って訪ねている訳だから。

前任が引受でも事故でも初動が遅い人で、そのクレームが俺に来て嫌な気持ちを味わったので尚更その気持ちが強くなった。

加入申込の時期はあっても、推進の時期はない。毎日が推進の時期である。

それともある程度の余裕がないとこの仕事は何年もやっていけないのか。であれば自分は向いていない。

この職業である以上、腹を括って臨んでいる。それを分かってくれる人はいるのだろうか。

この投稿をどこかで見ている生殺与奪権を持つ方、私に職員失格の烙印を押してください。

伝わりづらい時事ネタで締めさせていただきます。

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