鯛現者BANG

俺は、世界を旅した変鯛っ!!それなりに生きてきた中で学んだこと、気づいたこと、経験談を…

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俺は、世界を旅した変鯛っ!!それなりに生きてきた中で学んだこと、気づいたこと、経験談を語らせていただくぜ!よろしくb

最近の記事

鯛のホットアイマスク購入作戦 〜第二話 鯛の異常な執着。アイマスク選びのコツ〜

ホットアイマスク。 その名の通り、アイマスク内に仕込まれた装置によって、目の周りの筋肉を温めてコリを取る健康グッズである。 大抵のホットアイマスクは、数段階の温度調整が可能でUSBケーブルによる給電方式が採用されている。 値段はピンキリだ。 使い捨ての十二枚入りなら900円。 シンプルな機能のみなら2500円から5000円前後。 スピーカーやマッサージ機能を内蔵した多機能モデルは10000円。 そして、最上級の水蒸気を利用したモデルは驚異の25000円である。 選択の余地が生

    • 鯛のホットアイマスク購入作戦 〜第一話 壮大な前振り〜

       パソコンやスマートフォンの普及により人々の生活はより豊かになった  だが、便利な生活と同時に、我々は新たな問題に直面していた。  目の問題である。  元来、人間という生物の目は遠くを見るように設計されており、近場を凝視し続けるのは不得意なのである。  近くのモノを見ようとすればするほど人は目とその周りの筋肉に大きく負荷をかけてしまい、次第に視力に悪影響をもたらしてしまう。  疲れ目、近視化、スマホ老眼etc…… 我々の目は、常に危機に晒されているのだ。  かくいう俺も、

      • 6月13日 第十三寄港地 ジャマイカ

         今日、船は南米エリア第一の国、ジャマイカの港に停泊した。  美しい海と、輝く青い空、豊かな緑の大地を見ていると、冒険心がくすぐられる。  冒険が始まる予感に胸が自然と高鳴る。ああ、俺はこういう世界を歩きたかったんだ。狭い日本ではまず味わえないような美しい世界を!!  ああ、飛び出したい。今すぐ海に飛び込みたい!!いっそ、船を降りて永住しちまおうか。  と、パスポートを海に投げ捨てる寸前で、俺は我に帰った。  いけないいけない。物事の良い部分だけを見ようとするのは、俺の悪い癖

        • ゾイドバーサス3 ミッション攻略メモ 〜これを読めば君もSランク確定b

           ゾイドバーサス3は2004年に発売されたゲームだ。当時は攻略wikiなどなく、攻略情報が欲しい場合は、情報交換するか。ワザップに頼るか。攻略本を購入するしかなかった。  そしてそれは今も変わらない。手探りで攻略法を探すのも楽しいかもしれないが、この情報が飛び交う情報社会においてそれはあまりにも非効率。ジーニアスな方法とは言い難い。  だから、俺のように「ある日突発的にゾイドバーサス3のミッションモードを全ステージsランクでクリアしたい」と思った人のために、攻略情報を書い

        鯛のホットアイマスク購入作戦 〜第二話 鯛の異常な執着。アイマスク選びのコツ〜

          ゾイドバーサス3 ミッションモード20a 紅き猛虎。決闘の果てに。

          #心に残ったゲーム    かつて、ゾイドバーサス3で遊んだ全てのゲーマー。そして空の青さと風の声を愛する全てのゾイダーに、この文章を捧げる。俺のゾイダーとしての戦いの記録を。 〜〜  これで何回挑戦したのだろう。始めてから何時間経過したのだろう。  そんなことはどうでも良かった。そんなことを考えている余裕もなかった。  手汗で滑るGCコントローラーを握りなおし、おれは、スクリーンに表示された「MISSON FALED」の文字をボタン一つで消滅させる。そして、暗転した映

          ゾイドバーサス3 ミッションモード20a 紅き猛虎。決闘の果てに。

          鯛の免許合宿 〜第二話 入校拒否!? 0.1の壁を超えろ!!〜

          「物騒なタイトルだけど、大丈夫なのか?6年後の俺?」  コラ!!時間軸を超えて干渉しちゃダメでしょ!?6年前の俺!! 「だってさ。退屈だし」  気持ちは分かる!俺も6年前に「鯛験」してるからね。もう少しで着くから、な。頼むから勘弁してくれ? 「はーい」  ……頭の中で人格を作り出して会話を始めてしまうレベルの退屈を噛み殺し、俺はバスの車窓から景色を眺めていた。  俺たち免許合宿参加者を乗せたスクールバスが駅を出てから約20分。バスは山道を上り続けていた。  傾いた景色には、山

          鯛の免許合宿 〜第二話 入校拒否!? 0.1の壁を超えろ!!〜

          鯛の免許合宿 第一話 〜事の始まり〜

          あれは、6年前の冬だった。  当時大学1年生だった俺は、最高に気が緩んでいたと記憶している。  何故なら、大学最後の試験が終わり部活動も休みで、特にやるべきことはなにもなかったからだ。  ソファに寝そべり、携帯ゲーム機が映し出す世界の冒険に浸る。あの気楽で特に悩みもない日々は幸せだった。  そんなだらしない人間の極みである息子に、母が声をかけてきた。何やら話があるという。  母の言葉は絶対だ。逆らえば晩飯を抜かれてしまう。それだけは避けなくては。  俺がリビングにあるテーブル

          鯛の免許合宿 第一話 〜事の始まり〜

          鯛の免許合宿 〜第0話 前置き:この記事を見つけてくれたあなたに〜

          万人にウケる面白い話とはなにか? その答えに限りなく近いのが、「自動車免許取得」の話だと俺は考えている。 免許証の話は良い。免許を持っている人には前提となる知識があるから共感を得やすいし、まだ持っていない人にも興味を持たれやすい。 相手が初対面ならばなおさらだ。免許証の話を掴みにすれば、相手の反応や興味の方向性を捉えて、相手の好きな話題やネタへとスムーズにシフトすることだってできる。 要するに、自動車免許証を受け取るということは、取俺たちは相手の心への合鍵をもらったといっても

          鯛の免許合宿 〜第0話 前置き:この記事を見つけてくれたあなたに〜

          追想〜変鯛が「アレ」を手に入れるまで

          なんとなく、運試ししたくなる時はないだろうか? 今回は、その運試しをエッチなことに盛り込んだ男の……ちょっぴり哀れな話だ おっと。 コイツは日記も兼ねているから、 アダルトショップに侵入する件を読みたい人は「A」へ。結果だけ知りたい人は「B」まで飛ばしてくれb ごめんね。手間かけるね。 あれは、昨日の午後1時のこと。 俺は見知らぬ街のよく知らぬ道を歩いていた。 辺りは、田んぼだらけで何もない。 道路沿いには飯屋の一軒もなく、人の気配もない。たまに干物のような爺さんとす

          追想〜変鯛が「アレ」を手に入れるまで

          鯛の世界一周 シンガポール上陸編

          暑い。香港よりも暑い。 そう思うのも無理はない。ここ、シンガポールの気温は現在30.4度。湿度もそれなりにあるときた。 ただでさえ暑さに弱いおれには辛い。まあ、寒さに強いわけでもないが。 甲板に出てみる。エメラルド色の海に沿うように、緑に覆われた陸地が見えた。 ホテルらしき建築物の周りにはフェニックスの木が等間隔で植えられ、植物の割合が多い。見上げれば、船の停泊している港をまたぐようにロープウェイが走っていた。 いかにも南国ってかんじだな。そう独りごちると、おれは上陸準備に取

          鯛の世界一周 シンガポール上陸編

          鯛現者の世界一周 アメリカ編2日目

          6月8日第十二寄港地アメリカ(二日目) 「獲得編」 寝不足だ。ありえないほどの寝不足だった。 理由は三つ。一つは、今回の作戦が朝八時開始であること。二つは、夜寝た時間が朝三時だったこと。そして三つ目が、船から離脱していた猫(同じ船室のメンバーしなやかな体の猫科男子)の彼女が猫と一週間ぶりの再会を果たし、朝方までいちゃついていたことだ。 あんな音やこんな音が下段のベッドから聞こえておれは入眠を遮られてしまい、ろくに睡眠できなかったのだ。おかげで実質睡眠時間は二時間ほどだった

          鯛現者の世界一周 アメリカ編2日目

          鯛現者の世界一周 アメリカ編1日目

          この記録は、俺が世界一周旅行に行った時の日記を一部編集したものである。 コロナの影響で気楽に旅行ができない今だからこそ、この日記が誰かの笑顔を作ると信じて、このnoteの海へと流す。 さあ、読んでくれ。俺の旅を。 〜 6月7日 第十二寄港地アメリカ(一日目) 「堪能編」 朝六時。俺たちの乗る大型客船はハドソン川に差し掛かっていた。 「うわーい。見えた見えたあ!!」 「おお、どこだどこだあ!?」 すっかり仲良くなった男の子の声に釣られるように甲板に出ると、長大な河川

          鯛現者の世界一周 アメリカ編1日目

          物は試しに

           うっし、噂のnoteってやつのアカウントをゲットしたぞ。  Twitterでちょいちょいnoteで作成された記事を見かけて読んで楽しんで、俺も書いてみたら面白いんじゃないかって思ったんだ。  まあ、俺もそれなりに生きてきて、良い経験もけっこうしてきたしな。ネタには自信があるんだ。  書きたいことが山のようにある。ワクワクしてきた。何から書こうかな。         

          物は試しに