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「プラス面に目を転じる」習慣

日本人とアメリカ人の違いについて。

目標の80%を達成すると、アメリカ人は「VeryGood!」(最良)と評価する。60%でも「Good!」、20~30%ぐらいでも「OK!

そこへ行くと、日本人はだいぶ違う、日本人の場合は80%はうまくいったとしても、「まあまあ」と評価する。60%ぐらいだと「反省の余地多分にあり」と採点。目標を100%達成しないと「成功」したとは評価しない

確かに日本人は「完璧主義」という特性があります。できなかった部分に厳しい目を向けます。そのようなシビアさが、今日の日本を築いてきたともいえます。

ですから、日本人の完璧主義者を安易に否定することではありません。そのことはよく認識しておきたい。

それと逆の味方もあります。それは「失敗」の部分に目を向けない、というプラス思考です。「うまくいった」部分に目を向けるアメリカ人的な考え方を否定するのです。

ものごとの「うまくいった部分」「いい部分」に目を向けるということは「クヨクヨと悩まない」といいうことです。

なにごとにも「うまくいかなかった」ことのマイナス面だけにとらわれて悩んでばかりいたのでは、いつまでたっても積極性は身につきません。

マイナス面に目をつぶれということではありません。失敗は失敗で冷静に対応する必要があります。

しかし、そのことにいつまでもとらわれていてはマズイと思います。心理的に「百害あって一利なし」だからです。

全体的に見ると「失敗した」という事態でも、その中のプラス面に目を転じる習慣が大切です。「50%は失敗したけど、あとの50%はうまくいっている」とプラス思考します。

「無意味な積極よりは、意味のある消極のほうがなんぼう積極であるかわからない」これは志賀直哉の有名な言葉です。

物事のプラス面に目を転じることによって、積極的な新しい第一歩を踏み出すことができるのです。



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