三十路にして初めてピアスを開けた日記
30歳にして初めてピアスを開けた。全然大したことなかったけどこんな日常もnoteに残そうと思う。
経緯
"やったこととないことをやる"のが目的でやった。シンプルにやったことないことをやるのは楽しい。それ以外にピアスを付ける動機はなかった。
今まで、ピアスが嫌いとかピアスを付けられない事情があったわけじゃない。ただ付けようと思うきっかけがなかった。
身体に直接作用を及ぼすわけだからインパクトはまあまあ大きく、良質な"やったことないこと"だと思った。
※インパクトは、一方的にお客さんとして楽しむだけのものとかは小さくて、勇気が要るものやその後の人生に継続的に影響を与えるものは大きい
ピアスの開け方にはピアッサーとニードルとがあるらしい。
ピアッサーは穴を開けつつピアスを入れ込む装置で、ニードルは穴を開ける装置。だからニードルは穴を開けた後自分でピアスを付ける工程が必要になるとのこと。ニードルの方が開ける力は大きいので、軟骨とか開ける場合は有用だそうだ。
今回は普通に耳たぶに開けるのでピアッサーを使った。
開けた
ピアスを何個も開けてる友人にサクッと開けてもらった。
ピアスは友人に選んで買ってもらった。右も左もわからないし、ピアスを開けること自体が目的だつたので、ピアスの種類にこだわりはなかった。
痛くないやつを選んでくれたらしい。普通のピアッサーとは作りが違ったそうだ。
ピアッサー自体は捨てちゃったけど説明書が残ってた。
で、開けてもらったんだけど、まっっったく痛くなかった!!
注射ですらなかった。あっけなさすぎて特に書くことがない。
プレッシャー①ファッション的な
大人の男のファッションは引き算...いかに顔や身体からノイズを減らすかの戦いだと考えている。
この凸ノさんの漫画がまさにそうという気持ち。
贅肉、肌の汚れ、臭い…勝手に増える望まぬノイズを減らしていく戦いだ。
既存のノイズを減らすだけで精一杯なのに、ピアスというノイズを増やしてしまった。借金が増えた気持ち。
ピアスというノイズ的なハンデを背負っても勝つために楽勝でノイズを減らさねばならないのはプレッシャーだ。
あと、ピアスは「自分、ファッションに積極的です宣言」になる。
「いや〜、自分ファッションに疎くて...」という言い訳が効かなくなる。
「ファッションに積極的なのに、それ?」って思われたら怖い。プレッシャーだ。
プレッシャー②仕事的な
考えてみれば当たり前なんだけど、ピアスを開けたら穴を定着させるために1ヶ月ぐらい付けっぱなしにしなければならないそうだ。
「え、てことは明日からの打ち合わせピアス付けた状態で参加しなきゃじゃん...?」
仕事相手にピアスを付けたまま会うのはプレッシャーだ。
だってどう考えても調子乗ってる。調子乗ってるくせに仕事がヘボヘボだったらダメなやつすぎる。
特に初対面の相手にピアスを付けて会うのは損でしかない。スーツ着る着ないとかはまだスーツ暑いとか堅苦しいとか言い訳効くけど、ピアスは完全に要らないよね。あってもなくても快適性に違いはないし、(僕が仕事で会うような人は)ほぼ誰も付けてないのに堅苦しいも何もない。
明らかにマイナスから始まるスタートを、プラスに覆すためにぶっちぎりな能力が必要になる。
箭内道彦の(?)この言葉を思い出した。
怠けがちな僕にこそ、このプレッシャーがあるぐらいでちょうどいいのかもしれない。と思うことにした。
まとめ
ちょっとドキドキしちゃうけど、穴が定着する1ヶ月は付けっぱなしにしよう。
✌️✌️✌️