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禍の最中の生活と頭の中の記録

世の中があれですごい感じになっている。このうおおって状況の中、僕は一体どんな生活をしてどんなことを考えていたのか?を残すためnoteを書くことにした。

日記というタイムカプセル。


仕事

前回noteを書いたのは9月。8月に転職して1ヶ月が経った頃だ。その会社を先月で辞め、今月からフリーランスとして新しい会社(というか現場?)で働き始めた。
転職の経緯やらに大した話はないので割愛する。(結果的に、留年で社会人デビューが遅かったのに20代で4回も転職した)

フリーランスと言っても週5フルタイム&常駐の案件で、契約が業務委託なだけで働き方は正社員と変わらない。税金周りはマジで何もかもわからないことだらけだけど。

禍が本格化した4/1の参画だったけどの特に影響なく予定通り進んだ。だからこんなタイミングにフリーランスになるというヤバそうな展開にも関わらず、今のところ収入面では影響が無い。感謝🙏


在宅勤務

常駐と言ったけどこんな状況なので在宅勤務だ。PCは宅急便で送られてきてまだ一回も出社していない。プロジェクトメンバーとは画面越しで「はじめまして」を交わした。

丸一日の在宅勤務は初めてだったけど、やってみたら可能性を感じた。当たり前だけど通勤時間ゼロはすごい。

あんまり在宅勤務推奨派ではなかった。コミュニケーション取りづらいし執務空間は家より会社の方が整っているし。しかしそれらは工夫次第で軽減できるものに感じた。

例えば自動運転を導入しようって話をしているとき「でも法律が...」「でもまだ技術が...」「でも責任の所在が...」って反論が出たところで「じゃあ辞めましょう」とはならずに「その上で導入するにはどうするか?」を考えるじゃん。
同じように、在宅勤務も非効率でデメリットが勝ったところで「じゃあ辞めましょう」じゃなくて「どうやったら導入できるか?」を考えた方が前向きだよなと思った。

なんて正論を頭の中で考えつつも、早く出勤したいよね。
(たまにでいいけど)


作業環境

今の部屋に引っ越すとき「家は休む場所。作業するならオフィスやコワーキングスペース、カフェに行こう」と決めて家に作業環境は作らなかったので、机も椅子もない状態から在宅勤務がスタートした。

結果的に買ったものを細々と挙げると以下の通り👇

☑︎ 机: ¥4,799
☑︎ 椅子(ゲーミングチェア): ¥19,700
☑︎ モニター(サブディスプレイ): ¥24,345
☑︎ モニターアーム: ¥11,980
☑︎ ディスプレイケーブル: ¥1,798
☑︎ チェアマット: ¥3,238
☑︎ 電源タップ: ¥1,485
☑︎ 2P→3P変換アダプタ: ¥1,039
☑︎ フットレスト: ¥3,064
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合計: ¥71,448

結果的に7.1万円かかった。フットレストとかモニターアームとか別になくてもいいものを細々と買ったけど、机や椅子、モニターとか結構妥協した割にはデカい出費だなという感想だ。

あと、以下の記事でめちゃくちゃ作業環境整えている人が「これだけいい環境を作ると、仕事の遅さに言い訳ができなくなります。」と書いていて、まさにその通りだと感じた。

良い環境を作ることで言い訳ができなくなる...というか、作業環境に欠点を見つけることで「今の環境は最適じゃない!」といくらでも言い訳できてしまう。
言い訳をするために細かいアイテムを買いたくなる日々...注文してから届くまでの間は「まだ作業環境が最適じゃないからしょ〜〜がね〜〜な〜〜」って言い訳できちゃうからね。人間の弱さよ。(というか僕の弱さだ)

(ちなみにもっと大きいディスプレイを買って Mac はクラムシェルモードで隅っこに置きたいのでディスプレイ、キーボード、トラックパッドが欲しい💸)


料理

美味しいものを食べることは人間の根源的な欲求だ。
よって、美味しいものを作ることは人間の本質的な能力だ。

だから自炊はめちゃ重要だけどもともとは200%外食生活だしいざ自炊を始めてみたら自炊が苦手なことを思い出したので昼はスーパーで買った味付き肉&レンチンご飯、夜はテイクアウトを駆使して過ごしてる🏠


見解

今の状況に対して自分はどんな意見や予測を持っているのか?どんなスタンスなのか?

基本的に、そんなの全然わからないからみんな好きにしてくれって感じだ。
強いて言うなら藤沢数希氏の以下のツイートにある"自称頭がいい人"とちょうど同じ思考の過程を辿った。

"そう考えている"というよりは"そういう情報に触れる環境にいる"んだろう。

もともと社会全般的に対して意識は低いんだけど、4月からの現場が「原則出勤禁止」「止むを得ず出勤する場合は電車やタクシー禁止(徒歩or自転車or自家用車orレンタカー)」「外食禁止」という決まりなので、それにすっかり慣れてしまって「毎日電車通勤してる」みたいな友人の話を聞くとマジか!?と感じるようになった。

もちろん出勤しなきゃいけない人はたくさんいるだろう(というかそのおかげで自分が出勤せず済んでる)し、正直遊びで外出する人にも別になんとも思わないけど、
「出勤したくない人が出勤する必要もないのに出勤する」ことが減るといいなと思う。


専門家

専門家がカッコいい。特に3月後半から4月は今よりもいろんな意見や憶測が飛び交い混沌としている状況で、様々な領域の専門家の力が求められていたように思う。今もだけど。

シンプルに個別症状や対処の面からは医療の専門家が、
予防の面からは免疫学や感染症の専門家、
適切な政策を考える意味では政治学や行政?の専門家、
この状況で経済を破綻させないためには経済学の専門家、
民衆に自粛を促す意味ではメディアや心理学の専門家、
下手な情報に惑わされないためには情報リテラシーの専門家、
などなど。

騒ぎ始まった時期の僕の感想は「諸々の判断、めっちゃ難しくね?」というものだった。疫病だから医療の専門家がいればいいという単純な話ではなく多角的な面から問題が指摘されて誰の発言が正しいとも言い切れないなと思った。

大学の学部学科を眺めていてもいまいち遠くに感じていた学問たちだったけど、この状況になって初めてみんなめっちゃ必要だしだからこそめっちゃカッコいいなと思った。


貢献

専門家の話と被るんだけど、この状況に対応してそれぞれの専門領域で即座に行動している人がカッコいい。

3Dプリンタで作れるマスクのデータを作成したデザイン大学院生(& Youtuber)のイジュさんとか(カッコよすぎィ)

牛乳の供給過多のニュースに対して「私が来た」と引用RTする料理レシピ系インフルエンサーのリュウジさんとか(オールマイトすぎィ)

この状況に対応というよりは元々なんだけど、情報を取捨選択して正しいものを精査して発信するイシケンTVとか(カッコいいィ)

4月4日から毎晩(?)"おやすみ弾語り"と題して弾き語りを投稿する大森靖子とか(素敵ィ)

もっと有名どころとしてヒカキンと都知事のコラボとか(有益すぎィ)

他にもたくさん見かけたけどパッと思い出せたものを挙げた。

こういうときにサッと動ける"力"があるのめちゃカッコいい。
僕は自分の生活に影響がなさそうで安心していたけど、カッコいい人たちを見ていると安心するだけではなく自分にも何かできないだろうかと考える。しかし特に思いつかなくて、そんな自分に少し落ち込んだ。

社会貢献の話ではなく、アラサー社会人のキャリア観の話だ。

社会貢献の話であれば、貯蓄を全て寄付するとか、単純な労働力をボランティアとして提供すれば役に立つかもしれない。
しかし僕は三十路目前の男なわけで。三十路目前の男であれば、なんか専門的な能力も付いてるだろうし、有事の際にはその専門パワーで社会に何かを与えられるんじゃ?と思うじゃん。
でもそれが特に思い浮かばない。なんとなく働けていて、能力も育っているような気はしていたけど結局何もできないのかと。

もちろん一人で形になる能力もあれば1000人で形になる能力もある。どちらの方がより価値があるとは思わないけど、全体の意思決定に関われる単位での力が欲しいよね。そっちの方がカッコ良くて楽しそうだから。

一人は能力的にも意志力的にもしんどいので、チームと呼べるような単位が良いよね。
これからは“チーム”の時代が来るし。もう来てる?


おまけ

世間的にはテレワークって言葉が使われてるけどIT業界の人はみんなリモートワークって言うよね。

元々リモートワークの習慣があるIT業界の人たちはリモートワークって言葉をそのまま使っていて、元々週間のない人たちはテレビとかで言われているテレワークって言葉を使っているんだろうな。

僕はといえば元々リモートワークの習慣がある。そしてほんとうになんの根拠もないきっと一時的で超絶個人的な偏見なんだけど、テレワークって言葉はなんとなくおっさん臭く感じてしまう...から避けている。とは言えテレワークって言葉を使う人にわざわざリモートワークって言葉をぶつけるのもいけすかないヤツっぽいので「在宅勤務」と言うようにしている。

✌️✌️✌️