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「おと。」という空間。

本日は雨が一日中降りしきる冬の寒空の下、奈良県生駒市にある「おと。」さんへお邪魔しました。「おと。」は奈良県生駒市の生駒山の中腹(約470m)ほどに佇む元診療所をリノベーションされている大自然に囲まれた自然派カフェです。


まずは、「おと。」のことについて調べたことを記しています。以下、ご参照ください。

おと。Cafe&Beautiful Life
※以下good cycle ikomaさまより文章参照。
~お料理をいただきながら、こころのおとに、耳を澄ませてみる。
ささやかに聴こえてくる、静けさの先にある音を...~
「食べるおと。」
「暮らすおと。」
「生きるおと。」
をコンセプトにされています。
ワンプレートランチは、心をこめて提供できるように数量限定で提供しています。使用する食材や調味料の多くは、現地に足を運んで、生産者に会って話を聞き、厳選したものです。それぞれの物語を料理として伝えるために、道具や食材と向き合い、丁寧に調理することを大切にしています。


わたしが「おと。」を知ったのは、昨年9月に奈良県生駒市から大阪府東大阪市へと続く暗峠(くらがりとうげ)は関西屈指の傾斜を誇る国道です。その道を登ったところで見つけたお店です。それまではお店のことは全く知りませんでした。

その頃は、夏の残暑が残りとても暑かった時で、当時お付き合いをしていた彼女とお店に行き、2人でぶどうジュースを飲んだことを覚えています。それからはお店に行きたくても中々行く機会がなく、本日に至ったわけです。



今回は、わたしが今通っている学校のメンバーで行きました。きっかけは、わたしが「生駒の山の上に大自然の中でランチをしよ~」というからはじまりました。

本日は念願叶って昨年に続いて2回目の訪問となりました。驚いたことに店主の方が当時のことを覚えてくださっていました。「あの時に、ぶどうジュースをお連れさんと飲んでいた方ですよね?」。「あぁ、そうですよ。」流石に驚きました。人気店でもあるので1回しかお店に行ってない人のことを覚えていただいていたなんて何だかただいま~って言いたくなるほどうれしかったです。

因みに今回は、わたしが今通っている学校の仲の良いメンバーと訪れました。普段学校の中だけでは何だかかしこまった感がありますが、休日の時間で仲の良いメンバーと行く大自然の中でのランチは開放感があふれており、時間を忘れるほどとても楽しく話が弾みました。

2021年『1月のメニュー』
♢海老フライ 自家製タルタルソースを添えて
♢キャロットラペ
♢スパイシーポテトフライ
♢菊菜の胡麻和え
♢ナッツとひよこ豆のブルスケッタ
♢きのこの肉巻き
♢かぶの梅しそ
♢ごまみそズッキーニ
♢季節の果実

おとのランチは、数量限定で予約のみで受付をされています。素材の調達から、素材のこだわりは店主の真理子さんが生産地に足を運び、自らの目で見て確かめたものを使っているので間違いないです。調味料であったり、調理方法、調理器具など含めてしっかりとしたコンセプトのあるランチです。

そのため、おとのランチは、店主の真理子さんの料理に対する想いがそのままカタチにしたものであり、料理という概念を超えた何かを感じさせるほどの感動を覚えました。食べるごと噛みしめるごとにその食材のうまみや作り手の想いを感じ、食べるだけで幸せを感じていました。

日頃ご飯を食べる時には、こんなに味わって食べることは少ないのですが、一品一品、食材というものを最大限に活かしたものをいただいているので、ただ単にお腹を満たす現代の食事とは根本が違うということです。

おとの食事を一言で表すなら、
食べる人のココロを癒し、ヒトの感性を解き放ってくれるそんなカフェ。

もちろん、普段の食事では食べないようなものもたくさんあって、物珍しさもあるのですが、それぞれの料理では食材のよさを活かした調理法だったり、思わず驚くようなこんな食べ方があったのかと食べるだけではない楽しささえ覚えました。わたし自身があまりこういう経験をしたことがないので不思議な感覚になっていました。

店名がおと。ということで、おとについて考えていました。ふと考えると、人間生きていれば常に音に囲まれているのだと気づかされました。普段聞いている音楽などは当たり前に音として聞こえるのですが、自然の中で聞こえる音は風の音だったり、鳥のさえずりだったり、小さな虫の鳴き声だったり、生活のなかで起きていること全てに音が存在します。つまり、音がなくして人間の生活は成り立たないことだとも言えます。


大袈裟に聞こえるかもしれませんが、音の無い世界というのは存在しない。生活の一部、いや音は生活そのものではないだろうか。聞こえる音だけではなく、心臓のバクバクとした鼓動だったり、感じる音はたくさんあります。そういったことに普段から感じることで自分の中での感性が研ぎ澄まされてくるのではないのだろうか。おとのランチを食べながらそんなことを考えていました。

おと。の空間でいただくものはその場の全てが表現してくれます。見渡す限りの大パノラマから見る生駒山、大和平野、田畑まであらゆるものがその空間を作り上げています。木造建築の建物は、どこか懐かしく田舎のおばあちゃの家にただいま〜と声を出して帰ってきたような温かな雰囲気があっていくらでも居たくなる心安らぐ場所です。

今回はとても居心地よく過ごさせていただき、長居してしまいました。それほどあの場の空気感が好きです。

ありがとうございます。

★「おと。」オンラインショップ
https://otocafelife.thebase.in

★住所
〒630-0237 奈良県生駒市鬼取町455

★営業時間 月・木・金・土・日
11:00~17:00(L.O.16:00)

★休み
火・水曜

★連絡先
TEL:080-4013-0369
Mail:otocafe.life@gmail.com

※数量限定プレートランチは、ご予約制です。


2021年 1月23日(土)

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