『女子は見た目が9割って本当?』

どうも、滝本です。

西野亮廣エンタメ研究所というオンラインサロンに入っています。サロンで知り合った人から、なんだか知らないけれどこのタイトルでブログを書くように圧力、もとい依頼がきたのでなにかしら書いてみます。

「女子は見た目が9割か」について私は何ら情報を持っていませんし、わざわざ調べるつもりもないので、過去に自分が付き合った女性のことを思い浮かべながら、なにか結論らしきものにたどり着けるようならたどり着いてみようと思います。たどり着かない可能性もあります。


■小5〜中2:Mゆみちゃん
魚屋のMゆみちゃんのことが好きになりました。その頃私は背が小さくて(今も小さいですが)、Mゆみちゃんの方が背が高かったんですね。ですが私はルックスはそこそこ良いという評価をされていて、バレンタインデーには学校で持ちきれないくらいチョコをもらって家に帰るような子供だったので、Mゆみちゃんにも身長差などものともせずに普通にコクってOKをもらいました。

ただ、その当時は携帯電話などは存在すらなくて、家に黒電話があるのみ。しかもあちらは商売を営んでいるご家庭なので、気軽に電話ができないんですよ。電話をするとお店にかかってしまって「へい、◯◯です!」と威勢のよい声でお父さんが出ちゃうんで。

デートもグループで科学博物館wとか行くくらいの、本当にピュアな付き合いでした。

そういえば10年くらい前に保育園のお迎えのときにMゆみちゃんと偶然会ったのですが、相変わらず綺麗なままでなんか嬉しかったです。

■中3:Mりこちゃん
クラス替えで隣の席になった子です。席が隣なので必然的によく喋るようになり、急速に距離が縮まりました。彼女はいわゆるツッパり系のグループに近い人。私はクラスでも成績No.1のできる子チームの人。本来は交わらないグループの人間だったのですが、だからこそ彼女のそういうちょっと不良っぽい雰囲気に惹かれたのかもしれません。

Mりこちゃんを好きになってしまったのでMゆみちゃんにはお別れの手紙を書きました。だからドロドロした愛憎劇はありません。

一点困ったことはMりこちゃんが結構嫉妬深い人だったので、だんだんそのあたりが重たくなってきました。電話をこちらから切らせてくれない。クラスで他の女子と話そうものなら機嫌がメッチャ悪くなる、など。

今思えば他愛ないものですが、私は彼女と関わる時間が増えたことで勉強時間が激減することになり、成績も急降下。親や当時通っていた塾からも「別れろ」の大合唱となりました。

最終的にはお別れの手紙を彼女の家に投函してお別れすることとなりました。その後もズルズルと粘られましたが最後はあきらめてもらいました。

そういえば昨年久しぶりに中学時代の同窓会で彼女に会ったのですが、ガリガリに細かった彼女がその時は「私よりも太ってる?」くらいに増量していて最初誰だかわかりませんでした。でも幸せそうだったのでよかったです。

■高1〜大2:Yみこちゃん
この子は完全に一目惚れでした。高校に入ってクラスで彼女を見た瞬間に好きになってしまいました。とにかく顔がメッチャタイプ(広末涼子タイプかな?)であとにも先にも一目惚れっていうのはこのときだけかもしれません。

性格もすごく良い子ですぐにでも付き合いたかったのですが、それなりにライバルも多く、また好きすぎてコクる勇気がなかなか持てず、実際に告白するのはかなり先になりました。

とりあえず付き合いだしてからは、交換ノートとかやっちゃったり、青春してました。軽音楽部で同じバンドでも活動していたので、そこそこ一緒の時間も持てて、楽しい高校生活をおくることができました。

ただ、私が現役で大学に受かったのに対し、彼女は浪人になってしまい、少し距離ができました。翌年彼女が短大に受かったあたりから、あまりコンタクトが取れなくなり、最後はいわゆる自然消滅のようになってしまいました。別れるにしてもちゃんとお別れしたかったな。

そういえば高校の同期会で彼女に久しぶりにあったのですが、同期の女子の中でも抜群にキレイで「オレの目に狂いはなかった!」と嬉しくなりました。彼女もきっと幸せな生活を送っているんだと思います。

■20歳〜29歳:Nりこちゃん
20歳当時、私は複数のバンドを掛け持ちしていたのですが、そのバンドのうちの一つでボーカルを担当している女の子でした。最初は単なるバンドメンバーとして接っしていたのですが、何度も会って話したりするうちに、だんだん惹かれるようになっていきました。ルックスも自分の好みに合っていましたし。(若い頃の池上季実子タイプ)

ただ、当時自分はプロミュージシャンになることしかアタマになくて、かなり彼女に対しては優しくない対応をしてしまっていました。別にDVとかそういうのは全然ないですが、例えば1ヶ月連絡しないとか。ありえないですよね、付き合っているのに1ヶ月連絡しないなんて。彼女が髪型や服を変えても気づきもせず、女心が全然わからないバカ野郎でした。

にもかかわらず「オレは音楽の道を目指しているんだから」を言い訳にして彼女へのひどい仕打ちを自分の中で正当化していたように思います。

彼女自身は私が音楽の道へ進むことは応援してくれていたし、実際プロになって喜んでくれていたわけですが、プロとしては思うような結果を残せず、なんだかんだバイト生活から抜け出せない自分はかなり焦りを感じていました。彼女もバイトしている私を見たくはないようでした。

彼女のことは本当に好きだったし、一度は彼女のご両親のところに(結婚を前提とした)ご挨拶までしに行ったのに、結果として別れることになってしまいました。

嫌いになって別れたわけではなくて「好きだけどこのままだと未来が見えない」というヤツですね。今でも「彼女の一番大切な時期の10年間を奪ってしまった」という罪悪感を感じることがあります。今はどこでどうしてるんだろう。幸せに暮らしてくれていればいいのですが。

■30歳:Yすこちゃん
唯一、関西人の彼女です。出会いのきっかけはちょっと忘れたけれど、なにかで知り合って遠距離恋愛することになり、その後彼女が東京に出てきて同棲するようになりました。私より背が高くて、手をつないで歩くのが大変でした^^

関西人ということもあって、とにかくお笑いに対しては一言ある人でした。でも彼女のおすすめの芸人さんとかTV番組はやっぱりメチャクチャ面白くて、二人で番組を見ながらゲラゲラ笑いました。あれほど笑ったのは人生においても、あの時期が最高だったかもしれない。

ただ、二点どうしても受け入れられないことがあって...

一つはタバコを吸うこと。私はタバコが苦手で(友達が吸う分にはいいけれど)、私のプライベートな空間でタバコを吸われるのが我慢できませんでした。けれど何度お願いしてもタバコは止めてもらえませんでした。

あともう一つはとんでもなく時間にルーズだったこと。待ち合わせに1時間遅れるとかはザラで、2時間以上待たされたこともあります。大切なライブの日に衣装を持ってきてくれるはずの彼女が待てど暮らせどやってこなくてイライラハラハラしたこともあります。(ギリギリ開演までには間に合いましたが)

今ならスマホがあって待ち時間を適当につぶせますが、当時は相手が待ち合わせに遅れたらひたすら待つしかなかったので、待たされている間は地獄でした。「これほどまでに何度も待たせるということはオレのことを大切に思っていないからだ」「だって仕事だったら遅刻せずに行くわけでしょ?」という思いを抱くようになり、彼女に対して苛立つことが多くなりました。

同時期に他の女性にも気持ちを惹かれるようになり、最終的にはその彼女とは別れることとなりました。最後はお金のことでも揉めて結構ドロドロでした。

■30歳〜現在:Aきこさん(伏せ字にする意味なし(笑))
当時は音楽で全然食えないのでバイトや派遣で食いつないでいました。ある時派遣で某大手企業で営業として働いているときに、彼女が半年遅れくらいで入ってきました(彼女も同じ派遣会社)。

最初は普通に同僚として接していたのですが、昼休みにご飯を食べながら話す機会が増えてきました。当時お互いがそれぞれ悩みを抱えていたこともあって、昼休みはお互いの愚痴を吐き出して語り合う時間になっていきました。そして気づいたらだんだん彼女に惹かれ始めました。

ある日会社の飲み会があった日のこと。彼女と私は帰り道が途中まで一緒だったので同じ電車に乗っていましたが、彼女が降りる駅が近づくにつれ、「どうしても彼女と付き合いたい」「この気持ちを伝えなくては」という思いが強くなってきました。

電車の扉が開き、彼女が降りようとしたときに勇気を振り絞ってバッと手を掴んで電車の中に引き戻しました。ここでなにか言わないと変な雰囲気になります。

私は思い切って言いました。

「今夜はまだ帰したくない」

はい、今私はウソをつきました。現実はこうです。

「ネコ見に来ない?」

そうなんです。トレンディードラマ(死語)のようなセリフなど言えるはずもなく、私は当時家でネコを飼っていたことをネタにして、彼女を家へと誘ったのです。

そんな小心者だったのです、私は。

それでも彼女はOKしてくれて、狭いワンルームのアパートにやってきてくれました。

そしてそこで二人は初めて結...

で、時は流れて、その後二人は結婚し、3人の子宝に恵まれ、現在に至ります。


以上で滝本の女性遍歴記録簿を終わります。


えっと、なんの話でしたっけ?(笑)


■追記1
「えっ?あの女性のことが抜けてるよ」とかそういう余計なタレコミは要りません。ダチョウ倶楽部的な意味合いではなく、本当に止めてくださいね(笑)


■追記2
見た目に関して一つくらいはコメントしておこうと思います。今回このコラムを書いていてハッと思い出したことがあります。

上に登場したすべての女性に共通しているのが「いわゆる胸が大きな人はいない」という点。

別に胸のサイズで女性を選んでいるということはないですし、ネット画像で胸の大きなグラビアアイドルを見れば「デヘヘ」となる私です。胸が大きい女性は嫌いじゃありません。むしろ好きな部類に入ります。

ですが、実際につき合う女性に関しては偶然にもみな巨乳系ではなかったということは、無意識のうちにそういう女性を求めているのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?