見出し画像

元警察官の#もしもの備え

私は元警察官
東海地震の震源域だったので30年以上前から、勤務先から教養を受け定期的に防災訓練をおこなってきました

伊豆半島の群発地震、伊東沖の海底火山活動、阪神淡路大震災などに機動隊員として出動しました

これらの経験を通じて、もしもの備えを考えてみました

阪神淡路大震災のような直下型地震では建物の倒壊が多く、北陸の地震でも数多くの建物が倒壊しました

古い住宅は耐震補強をおすすめします
また、阪神淡路大震災では家具が倒れ、圧死したケースが多かったので
家具が倒れないように転倒防止装置を設置しておくことをすすめます

地震はいつ、発生するか分かりません
夜間発生した場合には、照明具が必要不可欠です
枕元に照明具を置いて置きましょう
最近はラジオ付き、充電池機能があるものもあります
また、枕元の近くに外履きの靴を用意して置きましょう
ガラスが飛散して、足をケガする恐れがあります

非常持ち出し品を用意して、リュックサックにまとめ、すぐ取り出しが出来るようにしておきます

地震が発生した時は、とにかく深呼吸して落ち着いてください
低い姿勢を取り、机やベッドの下に入って一時避難します
逃げ場を作っておくことも重要です
部屋のドアは少なくとも1つは開けておきます
地震により、ドアが開かず閉じ込められることがあるからです
揺れが落ち着いたら、冷静に屋外に出ます
家を出る際は必ず火の元を確認してください
ガスだけでなく、電気のブレーカーも確認してください
ブレーカーをオフにしておきます
地震によって電線が切れた場合、過電流が流れ、家の中の電化製品がショートして火事になる場合があります
発災後の火災を防ぐためです

家族で避難先を決めておきます

普段、備蓄しておく物品で重要な物は水です
我が家は2リットル6本入りのケースを4箱(家族4人分)を屋外の倉庫に保管しています
これでも足りないと思います
阪神淡路大震災で出動した時、「水が無いと、こんなにも大変なことか!」を実体験しています

水無しで調理できるレトルト食品も1週間分を保管しています
それに、ウェットティッシュやアルコールスプレーなどの消毒用品、カセットコンロやガスボンベ、鍋やヤカンも保管しています

「備えあれば憂いなし」ですが、「心の準備」も必要不可欠です
いざという時、動けないからです
自治会の防災訓練には積極的に参加しましょう
また、常日頃から取るべき行動をイマジネーションしておくことが大切です

#もしもの備え


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?