見出し画像

freeeを退職してTailorにJoinしました。 #入社エントリ

はじめまして、2023年2月1日よりTailorにJoinしたmutoと申します。
この記事では、私がTailorに入った経緯や入社して感じたことをカルチャー観点から書こうと思います。
読者の方にとって何かしらの参考になれば幸いです。

自己紹介

経歴ですが、ITコンサルタントとしてキャリアをスタートし、その後、クライアントワークではなく自社プロダクトに関わりたいという思いからfreeeに入社し、3年半ほどfreee APIfreeeアプリストア関連のプロダクト戦略を担当していました。

freeeはとても楽しい会社ですし、非常にイキイキと仕事をしていました。
だったんですが、どうしても関わりたい事業(Tailor)に出会ってしまい、freeeを退職してTailorにJoinしました。

入社の経緯

TailorのことはCEOの柴田からLinkedInでDMが来るまでは知りませんでしたが、メッセージに添えられていた参考リンクなどを確認したときに「あれ?この事業すごくない?」と直観しました。
「Headless ERP」というコンセプトが、私がこれまでのキャリアを通して感じていた課題感に対するソリューションとして非常に理にかなったものだと感じたからです。

その後数回の面談とAll hands meeting参加を経て内定に至ります。
まだPMFがない事業にいきなり飛び込んでも大丈夫だろうか?という不安はありましたが、期待が勝ちました。どれだけ考えたところで選択の結果は誰にも分からないので、悔いが残らない方を選びました。

カルチャーに関する考察

これまでの入社エントリーでは事業やチームの魅力について語られることが多かったと思うので、視点を変えてカルチャーについて考えたいと思います。
既に採用サイトに書いてあったり、柴田のnoteがあったりするのですが、いちメンバーとして感じていることを綴りたいと思います。

意外と暖かい

TailorのValueって一見なんかキツそうじゃないですか?特に「Be a PRO」

Be a PRO – プロフェッショナルであれ
一人ひとりがその道のプロフェッショナルとして専門性を磨き、全員が常に最終ラインを受け持つラストマンとして、成果にコミットすることでミッション達成を目指します。また、チームにポジティブな影響を及ぼす行動規範とプロ意識を大事にします。

実際このようなValueを体現している組織ではあるのですが、殺伐とした集団ではないということは強調しておきたいです。実はそれぞれのValueには補足があって「プロフェッショナルとはハードボイルド的美学ではない」とされています。
「自分だけの力で黙々と結果だけにコミットする」みたいなプロフェッショナル像はTailorが考えるところではなく、周囲の力をうまく活用しつつゴールを目指し、お互いに切磋琢磨しあうことが推奨されています。

恐れのない組織

「周囲の力をうまく活用」するにあたって重要になるのが「All for ONE」だと思います。

All for ONE – 全ては成功のため
全メンバーが、役割や立場に固執せず、圧倒的な当事者意識を持って、チームとして力を合わせてミッションの達成を目指します。また、オープンなコミュニケーションを基盤とし、ミッション達成に必要なことを逆算し、自分は何ができるのかを自律的に判断し行動する、コトに向かう姿勢を大切にします。

よく見ると「オープンなコミュニケーション」と「コトに向かう姿勢」が強調されています。
直接は書かれていませんが、Tailorは心理的安全性を大切にしており、それは自分で構築するものではなく、所与のものであるべきだとされています。リモートワーク環境において新メンバーがスムーズにonboardingすることや、各メンバーのスキル・知恵を合わせて最も大きなインパクトを出すためには重要なことだと思います。

ぬるくはない

心理的安全性が高いことと、ただお互いを甘やかす「ぬるま湯」状態であることはイコールではなく、Tailorは決してぬるま湯ではありません。
心理的安全性は高いが「ぬるま湯」ではないために必要なのは、高い目標設定だと言われています。
そして、それを規定しているのが「Go BOLD」だと感じています。

Go BOLD – 大胆な挑戦を
テイラーのミッション「Empower every company to deploy any ideas / 誰もがデプロイできる社会を創る」を実現するには、ありきたりな、現状の延長線上にあるやり方ではなく、前例にとらわれない大胆な挑戦をすることが重要です。組織として、チャレンジを奨励し、失敗を受け止めて学ぶ環境を大切にし、結果として当社が、社会の常識をアップデートする、Game Changerであることを目指します。

これはあまり補足する必要がなさそうですね。

まとめ

入社して日々感じることを独自の切り口で綴ろうと思って書き始めたのですが、結局3つのValueで説明できてしまいました。公式noteで自社を褒めそやすことはあまりカッコよくないと思いますが、それぞれが独立しつつも相互に作用しており、様々な場面で活用することができる非常にうまく設計されたValueだと感じています。
例えば、採用面でこの基準を当てはめると「有能だが協調性がない、いわゆる”Brilliant Jerk”」を退けることができそうです。

「全ては成功(ミッション)のため」に協力しあい切磋琢磨する「プロフェッショナル」なメンバーと共に「大胆な挑戦」をしたい、そんな方にとってTailorは魅力的な組織であると思います。ぜひ応募をご検討ください!
興味はあるけどいきなり応募はちょっと、、という方はTwitterPodcastNoteなどをご確認・フォローいただくことをオススメします。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。


■ 技術スタック
言語、ライブラリー:TypeScript, React, apollojs, Go, gqlgen, ent,Gorm, GraphQL, gRPC
インフラ:Google Cloud Platform, Amazon Web Service
データベース:PostgreSQL(Cloud SQL/RDS), Cloud Spanner
オーケストレーション:Cloud Run
CI:GitHub Actions
コード管理:GitHub
ミドルウェア:Cloud Pub/Sub, NGINX, Cloud Functions, Cloud Tasks, AWS Lambda, Google Identity Platform
監視:Sentry, PagerDuty
環境構築関連:Docker, Docker Compose, Terraform

この記事が参加している募集

入社エントリ