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そろそろ自分の部屋が欲しい!子供部屋リフォームのポイント

品川区二葉で創業して70年の建具屋「太明」です!

子育てが進むにつれ、子供が自分の部屋を欲しがるようになってきます。
子供部屋にはどんなインテリアがいいのか、スペースはどう作るのか。
子供部屋のリフォームポイントをご紹介します。


子供部屋が必要になるタイミングと注意点

家族の生活は、子供の成長と共に変化してゆきます。
子供が小さいうちは、親の目が届きやすいように、リビングやキッチンなどに共有スペースを設けますが、大きくなると自分の部屋が欲しくなります。

友達を呼んで一緒に遊べる空間が欲しい、集中して勉強したい、一人でゆっくり過ごしたい、など、子供の方から自分の部屋を希望する声がある場合や、自立させたい、個人のプライベートを大切にしたいという親の要望など、子供部屋が必要となるタイミングはそれぞれです。

子供部屋をリフォームすると決めた時に注意することは「家族とコミュニケーションを取れる動線の確保」です。
独立した部屋を与えると、これまでのような家族間でのコミュニケーションが取りにくくなります。
それを避けるためにも、リビングなどを通って子供部屋に行けるような動線を作る事で、コミュニケーションの低下を防ぐことが可能です。


子供部屋のリフォームにふさわしいインテリアとは?

独立した子供部屋というと、海外雑誌やインテリア雑誌で見かけるように、ポップでかわいらしい色調でまとめられた、遊び心のあるインテリアに憧れる人も少なくありません。
子供らしい部屋という点では、親から見ても楽しく、子供もわくわくするインテリアであることは間違いありません。

しかし、ポップな柄の壁紙やキャラクターもののインテリアは、子供の成長とともにそぐわないものとなってきます。
子供の成長で部屋を変化できるよう、キャラクターものやポップな色調は、貼り替えの可能な壁紙などに留めておく事がポイントです。
勉強部屋としての子供部屋なら、壁紙や集中力がアップする、グリーンやブルーがおすすめです。

低学年の場合は機能性壁紙を使うと、書いた落書きを水やアルコールで落とす事ができるので、創造力を養うインテリアにする時におすすめです。
夜照明を落とすと壁が光る蓄光壁紙も、不安を和らげる効果を期待できるため、一人寝させたい親御さんに人気です。
リフォームには床材選びも重要ですが、子供は足音やはしゃぐ声など、どうしても生活音を抑えられない時があります。
それを踏まえ、子供部屋で使用する床材は防音効果のあるカーペットやクッションフロアが良いとされています。


子供部屋の収納のコツ

子供がいるだけでモノは増えますが、子供の成長に伴いモノは減ることはなく増える一方です。
勉強のための教科書、ノート、資料、学校から持ち帰るプリント、部活道具、おもちゃ、ゲーム、趣味のコレクションなど、親でも把握しきれなくなるほどです。

子供部屋を作る時は、既存のスペースを利用するので、収納スペースに工夫が必要となります。
一般的な方法が、壁面収納や、ロフトの取り付けです。
特にオープンラックは、壁面収納の中でもモノの出し入れがしやすく、収納がひと目でわかりやすいメリットがあります。
子供が自分で自分の荷物を管理しやすいので、お片付けのしつけにもなります。

オープンラックを設置する時のポイントは子供の目の高さを意識することです。ランドセルの置き場所、上着を掛ける場所は部屋の入口にフックなどをつけて工夫しましょう。

学年が上がってきても本棚やコレクション棚としても利用できる点もオープンラックのメリットです。
モノが増えたら吊戸棚などで対応して、収納スペースを増やしましょう。
棚やロフトを設置できない場合や、ベッド、机、本棚などが一体化した多機能家具もあるのでおすすめです。


子供が二人以上いる場合の子供部屋リフォーム

子供が二人以上いるケースは、子供全員に個室が用意できるとは限りません。
広い部屋に仕切りやパーテーションを使って分割して使用する、収納付きベッドそのものを仕切りとして空間を分ける、など狭いなりの工夫が必要となってきます。
また、収納棚は共有して使う、二段ベッドで対応するなど、共有スペースと折り合いながら、机周辺をプライベート空間として使用する、などの方法もあります。家族のタイプと家の仕様、双方を見て分割方法を考慮してください。


子供部屋リフォームのまとめ

子供部屋のリフォームは、省スペースをいかに効率よく利用できるかがカギとなります。
多機能家具や壁面収納を活用しながら、家族にとって居心地のいい空間を作ることが重要です。
そのためにも、子供部屋のリフォームは子供の成長を見越した長期計画として捉えましょう。

子供の将来は分かりませんが、家を巣立っていく可能性もあります。
子供らしい子供部屋にリフォームするのではなく、10年後、15年後の成長に合わせて、コストを掛けずに部屋を変化させてゆく工夫が必要です。
最終的には子供が家を出て行ったあとに部屋をどうするか、その使い道も考えた部屋の使い方も考慮してプランを意識してください。

子供部屋のリフォームをご検討の方は、お気軽に品川区で創業して70年の建具屋「太明」までお問い合わせください!

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