富士見市 鶴瀬コミュニティセンターでマルコ・ジョンバさんとシルヴィア・季実子・クルツさんの2人がセルビアとの友好を深めるコンサート
はじめに―富士見市 鶴瀬コミュニティセンターでセルビアとの絆コンサート
富士見市とセルビアのシャバッツ市は、1981年にシャバツ市長の招きにより友好訪問を開始し、翌年に姉妹都市宣言を行いました。両市は首都圏の農業都市という共通点を持ち、文化交流や経済協力など様々な分野で連携しています。このコンサートは、その交流の一環として開催されました。
シャバツ市市章
このコンサートは、その交流の一環として開催されました。その交流をさらに発展させるために、令和5年2月25日に富士見市 鶴瀬コミュニティセンターで「地域コンサート~セルビアとの絆~」が開催されました。
私はこのコンサートに参加し、セルビア出身のサックス奏者マルコ·ジョンバさんとドイツ人のピアニストシルヴィア·季実子·クルツさんの素晴らしい演奏に魅了されました。
コンサートの背景
二人の共演は、日本とセルビアの文化の違いと共通点を音楽で表現したものでした。コンサートのプログラムは、日本のアニメや映画の名曲から、ドイツやフランスのクラシック、そしてセルビアの現代音楽まで、幅広くバラエティ豊かに選ばれていました。特に印象的だったのは、初披露となった3曲のセルビアの作曲家の作品です。
ナヴァ·ヘミヤリさんの「cosas pequeñas v」は、スペイン語の詩にインスパイアされた美しい旋律とリズムが魅力的でした。
スヴェトザール·ネシッチさんの「Introdukcija i igra」は、サックスとピアノの対話が楽しく、セルビアの民族音楽の要素が随所に感じられました。
ヨシオカ レイナさんの「Most」は、セルビア語で「橋」を意味するタイトル通り、日本とセルビアの文化の架け橋となるような作品で、和音や音色の変化が印象的でした。
日本のアニメや映画の名曲は、演奏者の二人が日本のポップカルチャーに親しみを感じていることを表しています。また、ドイツやフランスのクラシックは、ピアニストのシルヴィアさんがドイツ人であることや、サックス奏者のマルコさんがヨーロッパの音楽教育を受けたことに由来しています。そして、セルビアの現代音楽は、マルコさんの故国の音楽を紹介するとともに、日本とセルビアの文化の違いと共通点を音楽で表現する試みでもあります。
コンサートのハイライト
コンサートの後には、出演者の二人と写真を撮る機会がありました。
二人ともとても気さくで優しく、コンサートの感想やセルビアの音楽について話しました。
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また、星野光弘富士見市長とも写真を撮りました。
市長は、このコンサートが富士見市とシャバツ市の友好関係をさらに強めるきっかけになると期待していると話しました。
私も、その期待に応えられるように、今後もセルビアとの交流に積極的に参加したいと思いました。
感想
このコンサートは、音楽を通してセルビアとの絆を感じることができる素晴らしい体験でした。実演者の二人の素晴らしい演奏と、富士見市の温かいホスピタリティに感謝します。
今後も、富士見市とシャバツ市の交流が続いていくことを願っています。
姉妹都市提携の歴史的背景
1.1981年6月:
シャバツ市長の招きにより、富士見市長がシャバツ市を訪問。両市の類似性(首都圏の農業都市であること)から相互協力の合意が形成されました。
2.1982年7月:
シャバツ市長ら代表団が富士見市を訪問し、姉妹都市提携について会談。富士見市代表団がシャバツ市に正式に招待されました。
富士見市長を代表とする友好訪問団がシャバツ市を訪問し、シャバツ市内の施設を見学。この日に姉妹都市宣言書に正式調印し、姉妹都市を宣言しました.
富士見市とシャバツ市は、長年にわたり文化交流や友好関係を築っており、姉妹都市提携は両市の協力と友情を象徴しています。
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