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みどりの食料システム戦略、オーガニックビレッジ、有機農法と環境負荷低減事業について愛知県庁で学ぶ

今日は、永田あつし県議と一緒に、愛知県庁で、みどりの食料システム法やオーガニックビレッジなど有機農法、環境負荷低減事業について農水経営課からレクチャーしてもらいました。
この記事では、その内容を紹介したいと思います。

有機農法とは、化学肥料や農薬を使わずに、自然の力を利用して作物を育てる農法です。

有機農法は、土壌や水質の保全、生物多様性の維持、食の安全や健康に貢献します。また、有機農法は、気候変動に対する適応力や緩和力を高めるとも言われています。

環境負荷低減事業とは、農業が環境に与える負荷を低減するための事業です。

例えば、温室効果ガスの排出量を削減するために、再生可能エネルギーの利用や省エネルギーの取り組みを行うことです。

環境負荷低減事業は、農業の持続可能性や競争力を高めるとともに、地球温暖化の防止に貢献します。

レクチャーでは、まず、みどりの食料システム法について説明してもらいました。みどりの食料システム法とは、2019年に制定された法律で、有機農産物の生産や流通、消費を促進するための基本的な方針や施策を定めたものです。

みどりの食料システム法では、有機農産物の国内生産量を2025年までに倍増させるという目標が掲げられています。

また、有機農産物の認証制度や表示制度の見直しや、有機農業の普及や教育の支援などの施策が盛り込まれています。

次に、オーガニックビレッジについて説明してもらいました。オーガニックビレッジとは、有機農業を中心とした地域づくりのモデル事業です。オーガニックビレッジでは、有機農業の生産者や加工者、流通者、消費者などが連携して、有機農産物の供給や需要を拡大するとともに、地域の環境や文化、経済を活性化することを目指しています。現在、全国に約50のオーガニックビレッジがあり、愛知県には東郷町、南知多町と2つあり、今年度3月までに岡崎市がオーガニックビレッジ宣言をします。大府市も有機農業実施計画を策定しており、来年度にはオーガニックビレッジ宣言を行います。

菌ちゃん農法について話題に上がりました。菌ちゃん農法とは、有機物を分解する微生物(菌)を活用して、土壌の肥沃化や作物の生育促進を図る農法です。菌ちゃん農法では、菌の働きを高めるために、有機物や石灰などを土壌に混ぜ込んだり、水や空気の通りを良くしたりします。菌ちゃん農法は、化学肥料や農薬の使用量を減らすとともに、土壌の有機物含有量や水分保持力を向上させます。

おわりに

有機農法や環境負荷低減事業は、農業の未来や地球の未来にとって重要な取り組みです。

私たち消費者も、有機農産物を選んだり、環境に優しい農業を応援したりすることで、農業や環境の改善に貢献できます。これからも、農業や環境に関する情報を発信していきたいと思います。

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