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潮目が変わる時代

僕が勤める学校では、主幹教諭主導のもと、教員の授業改善に対する飽くなき研究に学校単位で取り組んでいる。

その一環として、授業のシラバス改訂が教員全体の懸案の課題となっており、自分を含めて日々頭を悩ませながら教員みんながこれに取り組んでいる。

シラバス改訂を行う1番の目的は、来年度から適用される新学習指導要領に対応するためである。

しかし、それ以上に学校としての特性も多分に影響しているのではないかと思う。

地元以外からの入学生が多い学校であるので、その分生徒の個性も多種多様である。

それに対応するにはオーソドックスというか、定石通りの授業ではもはや対応できないのだろう。

そういう環境のなかで、“生徒にとって” 質の高い教育を提供するための、必要な取り組みなのだ。

僕にとっては、この学校が初任なので、ほかの学校で同じような取り組みが行われているのかどうかはわからない。

だけど、そういう教育の質の改善に積極的なこの学校が初任で本当に良かったと思う。

何せ学校単位で授業改善が行われているので、自分の授業を見直す際のアイデアはそこかしこに落ちているし、どういう授業がいいのかという会話が日常的に繰り広げられているのである。

授業改善のための種がどこにでもあるような環境に1年目から置かれているこの状況は、僕にとってはプラスでしかない。

この学校に居られる間にそういうノウハウを吸収できるだけ吸収して、自分の授業に還元していきたいと思う。

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