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ブルーシティ「ジョードプル」 - デリーから電車移動

空気の悪いデリーからは早く出たい。肺がおかしくなっちまう。

いくつか行き先を考えたのだが、まずはブルーシティと言われるジョードプルという都市に向かうことにした。
青色に彩られた町並みが特徴的で、市内にある時計台や城はワンピースのアラバスタの舞台になったとも言われている。

そんな都市にインド初の寝台列車で向かう。ちなみにこの時点でお腹は快調。


寝台列車でジョードプルへ

チケットはもうめんどくさいのでオンラインで購入しておいた。
インドの電車チケットをオンラインで購入する場合は、基本的にはインドの電話番号が必要になる。
今回はデリーで電話番号をゲットしていたので、スムーズにチケット購入に進むことができた。

さて、出発は夜の10時頃。宿のあるパハールガンジからの最寄り駅はニューデリー駅だが、今回乗る電車はオールド・デリー駅から出発する。
節約のため、徒歩とメトロでオールドデリー駅へと向かう。

夜のオールドデリー駅

少し早めに駅に着いたが、始発駅だったこともあり1時間前にはすでに電車は到着していた。これはありがたい。

乗る電車 長い

通路側の上段の予約席に陣を取り、出発の時を待つ。
電車は、予定通りの時刻に出発した。あとはもうすることがない。寝るしか無い。

本日のお宿はこちらになります

ただまだまだ勝手がわからない自分。バックパックが大きくて自分の寝るスペースが小さい。仕方がないのでリュックの上に足を置く。ちょっと高すぎる。でもどうしようもない。仕方がないのでその体制で練ることにした。
案の定あんまり寝れなかった

そうこうしている間に、1時間遅れて程度で電車は目的地であるジョードプルへと到着した。

ジョードプル駅構内 この後インド人に絡まれる

宿までは徒歩で2km。早く行ってもまだチェックイン時間になってないし、歩いて向かうことにする。
ということを考えていると、すぐに寄ってくるインド人。各種客引きがめんどくさいが、まぁ適当に話しておけば脈なしとして見逃してくれる。
交通量の多い中バックパックを背負って宿まで到達した。

うん、ジョードプルはデリーより空気が澄んでいる! 街中のうんこはデリー以上か。

宿のルーフトップからの景色
背後にはシンボル メヘラーンガル城

ジョードプル散策

街歩き

ジョードプルの青さは、虫よけで外壁に塗った硫酸銅がもともとらしい。今どうなのかはわからないけど、それなりに青い街っぽいところは探せばあるって感じ。

青い
白黒
青い路地
生活している人もたくさん
生活している犬もたくさん

実際に上から見てみると、あんまり青くはない。
でも、道も入り組んでいたりだし、どちらかといえば地方都市だから人も穏やか目で歩いてて楽しい。

上から見ると、なんとなく青いかなって感じ

インドらしいゴミ盛々の道路があったり、

かなりの異臭がする

カメラ持って歩いていると撮ってくれーと言ってくる子供がいたり。

撮った写真見せても、興味ないのか別の写真にスクロールしやがる
そしてカメラをくれと言ってくる 油断ならないぜ

ブルーシティ部分を歩いていると、少年が声をかけてきた。彼はミニガイドとして50ルピーで案内をしているという。基本的にはガイドを断っているので彼も丁重に断ったが、そのときも嫌な顔せず Ok See you!! と笑顔で去っていった。
インドの子供の多くはそうだが、この年齢でしっかりとお金を稼ごうとする姿勢と、それがお金にならなかったとしても悪態をつかずに去っていく姿勢。こうやってインドの人たちは育っていくんだなぁ。大人のインド人はお金にがめつい人が多いのが何だけど…

時計台

日本人にはやはりワンピースに出てきた舞台っぽいで有名なジョードプル。この時計台もアラバスタ編で出てきたやつなんじゃないかと言われている。

時計台 左背後に見えるのがメヘラーンガル城
夜の雰囲気もなかなか

実際には想像よりも小さめだけど、ジョードプル城(メヘラーンガル城)とかの雰囲気とも相まってそれっぽくは見えてくる。

この時計台の周りにはマーケットが形成されており、周辺を歩いているだけでも楽しい。

フード

まずは有名なオムレツのお店。スパニッシュオムレツを頼んだのだが、個人的には塩味が強くてあまり好きにはなれなかった。

基本的にオムレツにはパンがつく

お次は、お客が絶えないサモサの店。Youtubeとか見てたらここに来てる人も多そう。ここのサモサの味はかなり気に入り、滞在中毎日食べていた。

あとはもう名前がわからないけどストリートフードたち。
こういうのが一番美味しかかった気がするなぁ。

名前は知らない けどうまい
名前は忘れた けどこの兄ちゃんがイケメン

メヘラーンガル城(とジャスワントタダ)

おそらくジョードプルのハイライトであるメヘラーンガル城。街のどこにいてもこの城が見える。
かつての君主の居城であり、広大。

入場料は外国人で600ルピー。でもこれで無料の音声ガイド(日本語)も借りることができるので、まぁ見どころがある観光地としてはそんなもんかなって感じ。

音声ガイドのおかげでそれぞれの場所がどのような場所なのかわかりやすくて、かなりおもしろい展示だった。

高いところから街を見下ろすこともできるし、600ルピーの価値はあるんじゃないかなと思う。

メヘラーンガル城入口付近
動物に体当たりされないようにドアには突起が
イヌイヌの実 モデル「ダックスフンド」を食べた銃
もちろん城からはジョードプル市内を一望することができる
部屋は美しい でも実際住んだら落ち着かなさそう
日本の住居が一番
全体的に建物はかっこいい

あとがき

ニューデリーとは打って変わって雑多な雰囲気が減り、街の雰囲気が好みになった。臭いけどそれはどこでも。

ジョードプル最終日あたりから、お腹の調子が少し悪くなってきた。
あたり構わず屋台飯も食べていたし、まぁインドの洗礼であろう。

インド旅行備忘動画は以下


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