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ピンクシティ「ジャイプール」 - ジョードプルから電車移動

ブルーシティのお次はピンクシティと呼ばれるジャイプールへと向かう。
アグラへ向かう中間地点で、ピンク、というよりオレンジ色の町並みが有名だとか。


電車でジャイプールへ

例によってジョードプルからジャイプールへの電車はオンラインで購入。でもこの区間はどうやらバスのほうがおすすめらしい。

この電車もジョードプル始発で、終点はヴァラナシまで行くらしい。始発駅で乗るのは良い。電車が定刻で動く。

今回は夜行ではなく午前に出発してお昼すぎには到着する電車だったため、体への負担も少なめだ。

朝のジョードプルは閑散としている

特に何もないまま電車はジャイプールへと到着した。

ジャイプールへ到着

駅からはメトロで一駅の場所に宿をとっていたので、徒歩で宿へとチェックイン。

1日目:ナハーガーフォート方面へ

宿にチェックインして少し休憩してから外へ出てみる。

そういえば前日の夜から何も食べていない(お腹の調子が良くない)。ということで宿の近くでターリーを出している店があるのでまずはそれをいただく。
ターリーはどこの店も比較的お安く食べれる割に、量もあって良い。

ターリー この地方のターリーらしい

腹も満ちたところでずいずいと歩くことにする。時刻も時刻なので、ナハーガーフォート方面へとりあえず歩いてみることにした。
道中は騒々しい通りや地元民しかいないマーケットを通りながら、Google Mapで示された入口らしきところまでたどり着いた。
例によってとんでもなく長い急な坂を登らなければならないようだ…

高い 高いぞ

ここまで来たんだ、登ろう。さらっと書いたけど、ここまで辿り着くのに1時間以上多分歩いている。さらに1時間登ったところで変わらないさ。
登っている途中でちょくちょくバイクに声をかけられる。ここを登る人に向けてニケツで頂上までリフトする商売をしているようだ。
魅力的なオファーであるが断る。私は歩く。

道中牛の大群
凧揚げが流行っているらしい

頂上から見る景色は、絶景というほどではない。けどまぁ登ったという達成感だけが残る。

うん、街だね

適当に見たら下山。山じゃないけど。
帰りはリキシャ乗ろうかと思ったけど、なんだかんだ歩いていたら宿に着いてしまった。

この日は夕食に食べた店がけっこうだるい場所だった。
カレーの器と空の皿があってそこによそって食べる方式なのだが、頼んでもいないのに勝手にカレーをどんどん別皿にとってくるし(俺のペースでやらせろ)、勝手にとって「Finish!」とか言ってくるし(それは俺の判断だ)、頼んだものと違うの出してくるし(骨あり・なしの違いだからまぁこれは別にいいけど)、お釣り返そうとしないし(スゴんだら返ってきた)。良い人が多いがたまに胸糞悪いぜ。
そして、この食事のせいだと思う。完全にお腹をくだした。水が出るようになった。

2日目:アンベール城他

お腹をくだしたと言っても、常時腹痛や頭痛があるわけでもないので、観光に出かける。
今日は市内から少し離れたアンベール城に向かうことを第一目的とし、市内の主要どころを散策することいした。

まずはお腹の調子を整えるためにラッシーでも飲もう。なんだかインド一美味しいと言われているラッシーがあるとか無いとかだからまずはそこに向かう。

歩いていると、トゥクトゥクの運ちゃんに絡まれる。なんか日本語話したいとかなんとかで、彼女が日本人らしい(そんなインド人ばっかり)。こちらもただ歩いているだけだったからまぁ暇つぶしになるかと思って話を合わせてみる。
途中までは一緒になって歩きながら話していたから良かったのだけれど、1分だけとか言って止まって話したがりやがる。そしてその1分は体感で5分くらいになり、延々と彼の話を聞かされる。正直初対面の彼の彼女の話に全く興味が無い。
時間無いからもう行くというと、「そういうのが君の問題だ。もっとゆったりと交流しながら行かなきゃだめじゃないか。」と、いきなり私の問題を指摘してくる。人の時間を自分のもののように使うほうが問題だと思うが。まぁめんどくさいし好きになれそうになかったのでそのままバイバイした。
こちとらお腹に時限爆弾を抱えている。予定は早めに消化したい。

インド人でめっちゃ話しかけて店に連れて行こうとする人でも、愛嬌のある人は良いのだ。彼は自分の話に酔うタイプだったので…

そんなこんな歩きながらラッシー屋についた。まぁ美味しいは美味しいが、インドで飲んだラッシーの中では一番美味しくなかった。ていうか特に感想がわかなかった。。。 ラッシーだなって感じ。。

ラッシー

さらに歩き続け、まずは風の宮殿「ハワー・マハル」にたどり着いた。宮中の女性が外の様子を見るために作られた建物らしい。なんかきれいだなーという感じの建物。

芸は細かい か?
観光客はたくさん
引きの画

さて、ここから当初の目的としていたアンベール城へとむかうことにする。どうやらローカルバスで行けるようなので、そこらへんにいたバスの車掌に確認して乗り込む。このとき金額の確認を忘れた。

バスに8kmほど揺られて、目的地へと辿り着く。そこで初めて金額を確認したら50ルピーと言われる。絶対高いなと思った。ただ本当の値段を知らなかったし、もうすでに乗ってしまっている。50ルピーもまぁ100円しないから8km乗ったと考えれば別にいいやと思って支払った。(帰りにわかるがやはりこれは払いすぎ)

アンベール城は行こうと思っていたが、入場料を支払ってまで入ろうとは思っていなかったので、無料で行けるところまで見てみる。

アンベール アンベール アンベール
アンベールから見える万里の長城的なやつ
例によって街を見下ろす

ここでも、日本語でもガイドをしているという人に声をかけられた(本当にやってるのだと思う)。中に入らないので気にしなくて大丈夫ですよと言うものの、「ここまで来て入らないなんて意味ないよ」とおせっかいを焼かれる。まぁたいていの人が入るのだろうが、城はジョードプルで満足してしまった。事前に調べたところそんなに心ひかれるものも無かったのでやはり中を見るのはパス。

チケット売り場がある広場
ガイドの押し売りがすごい

無料エリアでボーっとして過ごしたので、市内に戻ろう。行きと同じ番号のバスを見つけ、一応値段を確認すると50ルピーと、行きに支払った金額と同じ値段を言われる。まぁ外国人にはそういう感じなのかなと諦めて乗り込む。

しかし、車内で話しかけてくれたインド人がいて、支払いは20ルピーだよと教えてくれた。車掌さんも近くにいてそれを聞いており、苦笑いしていた。今のところこのバスは20ルピーで乗れるらしい。(今後どんどん値上がりすると思うけど)

市内に戻り、シティパレスやジャンタル・マンタル周辺を散策していると日も暮れてきたので宿に戻ることにした。
まぁ有名な観光地ではあるけど、個人的なおすすめ度は微妙なところである。お金払ったり、体調が良ければもっと違うのかな??

そういえばこういう色の建物ばっかりなのがピンクシティの由来
ピンクには見えない

あとがき

ここで完全にお腹の調子が悪くなった。けどまぁ漏れることもなければ頭痛もないので、スパイスやら油にやられたとみて間違いないだろう。

それにしてもインドは色々な人がいて楽しい。私は好きだ。
これを楽しいと思えればインドが好きになるのだろうし、鬱陶しくて無理となればインドが嫌いになるのだろう。

インド旅行備忘動画は以下


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