華金。

なんだかんだで街は活気を取り戻しつつあり、店の明かり、笑い声、ジョッキがぶつかる音で彩られる、その街は梅田。

定時上がり、おボーナスの支給、加えて通常のお給料、これは一杯ひっかけますかと街へ繰り出す、その人は独り。

残念ながら「華金やし飲みに行こう！」なんて、誘える人も誘ってくれる人もいないので、コスパよくスマートにさっと飲もうと思い立った、そのお店はサイゼリヤ。

前々から「サイゼリヤの飲みメニューがすごいらしい」と、噂には聞いていました。

サイゼリヤのコスパの良さは全日本人の知るところ。学生からファミリーまで、幅広く味方でいてくれる最強のお店。最近物価の上昇もえらいこっちゃですから、このコスパの良さが際立って、看板がエメラルドグリーンに輝いているようにすら見えます。

金曜日の良い時間ということもあって少しだけ待ちましたが、さすがサイゼ、回転率もいいね。
サイゼに来るのは意外にも4年ぶりくらいかもしれない。注文が書く方式になっていたり、カラトリーが螺旋階段みたいに展開する奴（語彙力）になったり、これ最近の変化ですよね？もしかして僕が浦島太郎なだけ？

ともあれ、華金サラリーマンひとりパーリーのお供を注文。どん！

料理のコスパは言わずもがな、ワインのコスパの良さよ。グラスにして3~4杯分くらいあります。
まあもちろん、ワイン自体の味はお値段相当ではありますが、それでもこのコスパには頭が上がらないし、足を向けて寝れません。

アロスティチーニのスパイスにポテトをつけて味変するのも、またをかし。そしてみんな大好きミラノ風ドリアは、もう言うことなしの優勝ですね。

これでなんと合計1150円。オシャレなオフィス街のランチより安い。

周囲は友達と、家族と、親子と、カップルと・・・と一人客は少なかったですが、どんな客層も優しく受け入れてくれるサイゼリヤ。ありがとうイタリア。余は満足である。

この後、まだ時間が早かったので、サイゼで飲みながらリサーチしていたカジュアルめなバーに行ったのですが、うん、ちょっと思ってたのと違った。・・・のでとりあえずサイゼでの一人飲みは中々良いという結論で終わります。

最近ソロ活が充実しすぎて、困っちゃうなあ（遠い目）。