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そりゃ、お経に似てます。



KABE太人(カベたいじん)
声 - 千葉翔也[11]
姓は河辺。MCバトル選手権DRM3年連続制覇、無敵のフリースタイラーの異名を持つ若きラッパー。すれ違う者が口ずさむ言葉を即座に韻を踏んでラップに変えて口ずさむ才能の持ち主。プレッシャーに弱く、MCバトルで急性胃潰瘍を患って倒れて以来、ラップから身を引いて燻っている。BBラウンジで聴いた英子の歌声と孔明とのMCバトルで熱い心を取り戻し、ラッパーとして再起する。


第五話で

カベ大人が、孔明の詩吟・ラップを「お経のようだ」

て言っていたが、そもそもお経を読む法会の声明が、漢詩と縁がある。

中国の声明の創始者が曹植。

音韻は、とうぜん踏む。

それはラップと一緒。

さらにお経ですら偈・頌という詩文の部分は、当然に韻は、韻を重視していないので、近現代の日本人は、あまり気にしないが、他の社会では、詩では押韻は、極めて重要なのです。


ラップは、その「劣化したアメリカ的普及版」なんですよな。



さらにいうと、曹操・諸葛孔明以降の時代の魏晋南北朝時代は

四六駢儷体


押韻を、フル活用した文章が大流行した。


で、諸葛孔明の「出師の表」は、実はこの押韻もフル活用されたらしい。


本気になれば、諸葛孔明がラップがかなりの旨いのは、当然の話と言えるのだろう。


て、プチ情報


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