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あれは「勝利の妖精」だったのかもしれない

高校1年の息子は『軟式野球』に所属している。 高校野球を目指す『硬式野球部』の練習時間の長さ、厳しさ、上下関係、親の出番の多さを思うと、驚くほどにゆるく、そんなゆるさが息子にも私にも心地が良く、親子ともに楽しく過ごさせていただいていてありがたいことである。 ゆるいとはいえ、選手たちはそれなりにしっかりと練習もしており、部の歴史的にはかなり長い歴史があるそうで、大会には直近に卒業した先輩から、ずいぶん前に卒業したと思われる年配のOBまでがポツリポツリと応援にきては、声援を送っ

    • お気に入りのサロペットの話

      今年の夏はお気に入りのサロペットを着る機会が多かった。 ウエストがしめられず涼しいので 同じものが5着ほしいくらい気に入ってヘビロテしていた。 イメージとしてはこんな感じのサロペットだろうか… それと同時にに ランチに入ったお店で手をあげて声をかけられることが多くなった。 はいはい。おいでなすった。 そのたびに私は言う。 「あ、私店員じゃないです。」 店員じゃないのよ。(笑)

      • 増田君とジャージのこと

        地元にいた頃『増田君』という友人がいた。 中学を卒業してしばらく彼には会わずにいたが 成人して会う機会があり 思い出話に花が咲いたのだが その時に彼が聞かせたくれた話だ。 中学を卒業して、彼は自宅近くのファミリーマートでバイトをしていたのだが ある夜、いわゆる路上生活者のような身なりの おばあさんが入店してきたそうだ。 おばあさんが着ていたのは自分の出身中学校のジャージだった。 今春卒業したばかりで、先週自分も処分をしたばかりのジャージだから間違いない。 おばあさんの胸

        • 神輿のけつもち

          今日は私の住んでいる界隈であちこち神輿がかつがれている。 秋ですね。 我が家の前も神輿が通るルートになっていて 先ほど 「サーサーサーサー オイサッオイサッ!!」 掛け声とともに神輿が近づいてくる気配 普段は神社にいる神霊が氏子町内、 御旅所などへ渡御するに当たって一時的に鎮まるとされる輿 縁起物なので、家にいた私と息子は家の前に出て その姿を見送ることにした。 神輿を先導する人々がゆっくり歩き そのあとをゆっくり通り過ぎる神輿。 そのあとに続く練子の人たち。

        あれは「勝利の妖精」だったのかもしれない

          思春期真っ最中の息子のこと

          娘と息子は中学受験を経て 縁があり、同じ学校の中学と高校に在籍している。 昨日5時間目の体育の授業で娘がグランドでソフトボールをやっているところに 午前授業だったために早めに部活開始になり、グラントの周りをランニングしていた息子が鉢合わせたらしい。 娘が「あ、兄ちゃん」というと その一言を聞いた中学生の女子たちが 「え?どれ?どれ???どれがお兄ちゃん?」 と、女子中学生によくあるテンションで兄ちゃん探しが始まり 「お兄ちゃんイエーイ!www」「お兄ちゃんさーーーん!」

          思春期真っ最中の息子のこと

          旦那とそうめんのこと

          今日は子どもが二人とも学校で お昼ご飯は旦那と二人。 子どもがいれば話は違うが 中年二人の昼ごはんなど サラっと食べればいいか…と思い 「そうめん」にすることにした。 そろそろ夏も終わりだし、残ったそうめんも消費してしまいたい…。 私は「おおよそ二人前」のそうめんをゆで 洗い物を増やさぬよう、二人分にわけることなく 二人前を大皿でどんとテーブルに置いた。 「おおよそ二人前」というのがあいまいな単位であると思う。 その時の空腹度や気分などで一人がどれだけ食べるかが変わって

          旦那とそうめんのこと

          長く愛したツイッターアカウントにある日突然入れなくなった話

          一か月ほど前に会社のパソコンが新しいものになった。 中身を移し替え、新しいパソコンでツイッターにログインしようとしたら何か様子がおかしい。 ツイッター社の言い分はかいつまむとこういうことのようだ。 「あなたのアカウントのパスワード、短すぎて危険だよ。  新しく新しいパスワードを設定してね。  詳しいことは、あなたが登録したメールアドレスに送ったから   そこからログインして確認してみてね♪」 もう10年近くそのアカウントを使い続けていたので、当時登録したメールアドレスは

          長く愛したツイッターアカウントにある日突然入れなくなった話