ビジネスの中でも倫理を追及する
あなたは、GWいかがお過ごしでしょうか?
私は、クラファン奮闘中です。焦りばかりが湧き上がる・・・
石毛郁子さまからの応援メッセージです。
石毛さんとは、相模女子大学大学院MBAの講座でお会いしました。
倫理をベースとしたビジネスモデルの講義をしたときにとても強い関心を示されていたことを覚えています。姉御肌のとてもエネルギッシュな方で、いろいろな機会を作っていただいています。
正直、断わろうかと思っていました。
2015年にNTT東日本の依頼で、OriHimeのオリィ研究所とのオープンイノベーションのコンサルを依頼されたことがあります。
障がい者の社会参画のためのオープンイノベーション
事故や障害で身体が思う様に動かせず病院や自宅にいる人たちに社会参画する機会を創出するプロジェクト
正直、断ろうかと思っていました。
理由は、正常な意識を保てないほどの過去の事故のトラウマが吹き出すだろうなと自分で分かっていたからです。心身が崩壊しそうな痛み。あれを思い出すのか・・・三日三晩のICUでの気を失うほどの激痛。崩壊していく人間関係。人というのは、ここまで残酷、残忍なものか・・・壊れていく自分の未来、希望。
残った後遺症・・・脳も一部死んでしまい、右半身の麻痺、体中の倦怠感や無くならない痛み
もっとひどいのが吹き出すだろうな・・・また人に言えないし、言ったところで無視されたり、弱みをみせたことにより弱みにつけ込まれたり・・・どれだけ黙殺してきた気持ちがあったのだろう・・・ああ・・・
なぜ、私に依頼してくれたのか?
依頼をしてくれた方は、1年以上前にNTT横須賀研究所かNTT武蔵野研究所での私のビジネスモデル・キャンバスのワークショップを受講してくれていた方です。
「あのときの、衝撃が忘れられず、OriHimeを知ったときに(私と)一緒に仕事をしたい。」
そう思ったそうです。
その方の気持を聞いて、そして、吉藤健太朗氏の話を聞き、番田さんのことを知り、その仕事をお引き受けしました。
何度も、夜中のフラッシュバックがあり、ひどいめまいと倦怠感を抱えながら数ヶ月を過ごすことになりました。(もちろん、当時、そんなことは誰にも分からないようにしていました。)
そのプロジェクトは成功して、いくつかの段階を経て、今は日本橋にカフェが出来ており、身体が動かせない障がい者の方が、アバターロボットOriHime‐Dで接客しています。
私がコンサルをしていた時代、NTTがやっと光回線を開放する時期だったか、とてもではないけど遠隔でロボットを操作して、Cafeで接客するなんて、想像出来ませんでした。
だけども、インターネットの技術は進化し続け10年前では考えられなかったことが実現出来ています。
この技術の進歩は私に大きな気づきをもたらします。
「倫理」〜人として〜からのビジネスモデルの出現
技術が進歩する前、人として・・・思いやりから・・・その誰かへの愛情を起点としたビジネスを成立させることは不可能に近かった。
だけども今や、一人ひとりが繋がり、「こんな風な世界を創りたいのだ」という方が声を上げ、人とお金、技術を集めることが出来るようになりました。国も、大手企業も協力する時代が来ています。
技術の進化が、倫理からのビジネスを作り出すことを可能にした
ならば、今いるこの会社も、最先端技術を使えば創り直せるだろう
2000年代初頭私は後遺症を抱えながら、私は自らの技術をベースにグローバル事業化に成功しました。報酬は誹謗中傷ー成果の略奪ー追放。
悪徳上司2名とビジネスユニットの先輩後輩達からの仕打ちです。
その後、後遺症を抱えたままの転職は、何もいいことがないことは、人材市場に身を晒して分かっていました。
値がつかない
専門技術の幅が狭すぎて使い物にならない
行くも地獄、行かぬも地獄
ならば慣れた地獄で、ここで・・・ここを・・・
世界一の事業を作れた才能・能力があるならば
とどこかで思っていたのでしょう。
「倫理」を起点としたビジネスが作れる時代になった。それに立ち会った意味とは?
学歴差別、技術レイヤの差別、迫害、成果の略奪、権力者の横暴、根も葉もない誹謗中傷
当時はまだハラスメントとい言葉が職場になく
悪党天国な時代
当時は倫理観のまったくない職場でしたが
だいぶ変わりつつもありますが
経営幹部は
数字がイイから
と
リモートワークで顔の見えない社員の心情までは気にはしていない様です
報告されない都合の悪い事実は無いも同じ
健気な専門技術職が大勢います。
会社をもっと倫理観をもつ正しい会社にする方法はあるだろう・・・
どこの大企業にもある話で
MBAや中小企業診断士 コンサル会社では扱わない機微なだけども最も重要な 倫理 を大切にしながらの取組と実績を記した書籍です。
あまり売れる本ではないでしょう。
だからクラファンにしました。あなたの応援が必要です。
その職場を少しでもまともな人間らしい場所にしたい方へ
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