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世界のへりにて世界の中心を思う

1泊2日の旅行をしてきました。
行ったのは森と牧場。
のんびりとしたものでした。


木々と花と土、虫と鳥と動物にすこしの人間。
ただそれだけで心が洗われていきます。


朝は雨でしたが、娘と傘をもって散策しました。
新緑のすばらしいこと。
ほしいものはなにもありませんでした。



娘はずっとここにいたいと言っていました。
ほしいものはなにもなく、ただここにいたい、という想い。

でも娘は学校があるし、僕や妻も仕事に行かなければなりません。
「ここ」では稼ぐ手段もありませんし、「ずっと」いることは実現できません。


なぜ学校に行くのか。
それはお金を稼げるようになるため、なのでしょう。
なぜ仕事をするのか。
それはお金を稼ぐため、なのでしょう。
するとなると、世界の中心はお金、なのかもしれません。



人間から出発する教育、それは今、とてつもなく難しいことなのでしょう。
でも、インフレ税を支払いながら脱成長している僕たちの社会に、その好機が訪れつつあるのを見過ごさないようにしたいものです。






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