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『リフレクション(REFLECTION) 自分とチームの成長を加速させる内省の技術』


今回の記事はYouTubeの解説動画の要約です。記事を前半、後半に分けます。前半は『リフレクション』、後半は『ダイアローグ』の内容です。

当記事の続きはこちらです。


共創力の土台

私は特に「価値を生み出す力につながるダイアローグ」に興味があります。その点についてお話します。

リフレクションの本とダイアローグの本は、
ペアで読んでいただきたいです。
どちらも共創力の土台になる力だからです。
今は、仲間と未来を創造することが大切な時代です。
そのためには、対話と内省が必要です。
ダイアローグとリフレクションです。

最初は、ダイアローグの本にすべて入れたかったのですが、
出版社と相談して分けることにしました。
だから、リフレクションの話を少ししてから、
対話の話に移ります。

リフレクション

自律型人材のための5つのリフレクション

「自律型人材」は、ありたい姿と現実のギャップを埋めるために自己と向き合い
境界線を超える学びを通して自己とチームの潜在的な力を開花させるということです。

リフレクションについても5つの力というふうに定義しました。
その中に「多様な世界から学ぶ」と書いてある部分が対話の話でもあります。

リフレクション 未来を創造する力

リフレクションは自己を客観的かつ批判的に振り返る行為で、
物事に対してこれまで通りのやり方やものの見方をそのまま適用するのではなくて、
批判的なスタンスで経験から学んで考え行動することが可能になる力です。

未来を創造するために欠かせないのがリフレクションですが、
実は対話の前提もリフレクションです。
リフレクションは、自分を客観的に振り返る力です。
物事を批判的に考えて行動する力です。
未来を創造するために欠かせません。

でも、対話も欠かせません。
対話する前にはリフレクションが必要です。
リフレクションができる人が集まって初めて対話ができます
それを伝えたかったのです。

メタ認知

認知の4点セット

そんな中でもその認知の4点セットというメタ認知の手法を紹介しておりまして、
このメタ認知の手法は「意見」「経験」「感情」「価値観」ということで、
リフレクションにも使っていただきますし、
対話にもこの4点セット使っていただきたいということを提案しております。

もうすでに使っていただいている方も たくさんいらっしゃると思うんですけども、
認知の4点セットは、自分の意見の背景には経験があって、
感情
がそこに紐付いていて、
価値観
がさらに意見の背景にあるという。

こういう考え方は誰もが実は知っていて、
無意識にはやっているんですけれども、
意識的にやっていないので、
それを意識的にやってほしいというのが提案でした。

認知の4点セットの事例

例えば犬が好きか嫌いかは、
犬との経験や感情や価値観によって決まります。

  • 犬を飼ったり/追いかけられたりした経験

  • 犬に癒されたり/怖がったりした感情

  • 犬は癒しの存在/危険な存在という価値観

このように自分の意見経験感情価値観から生まれます。
それを意識的に考えることで、
自分や他人の意見を理解しやすくなります。

おわりに

以上が対話する前に必要というリフレクションとメタ認知についての解説でした。
後半はダイアローグについての解説です。

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