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TRPG制作日記(308) 化かすのが大好きな動物妖怪たち

現在、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGに登場する妖怪が封じられているカード、アマテラスカードのデータを制作中です。

アマテラスカードのデータは、

カード名、妖怪の名前

攻撃力、相手を倒す力

効果、妖怪の能力

妖怪解説、探索で使用する妖怪の解説

の四つの情報があります。


今日のテーマは、動物妖怪たち。かわうそ、たぬき、きつねび、てん。

動物妖怪といえば、かわいい印象があるかもしれませんが、知恵があるため侮れません。

動物妖怪の特徴としては、全員が攻撃力60で、

「戦闘前フェイズに攻撃力がA以下の相手妖怪一体を対象に発動する。六面ダイスを一回振り4以上であれば、対象の妖怪の効果を得る。」

という共通効果を持っています。化けるのが得意なので、相手の妖怪に化けて能力を奪うのです。

しかし、上位の妖怪に化けるのは難しいようです。


アマテラスカード『

カード名:獺[かわうそ]
攻撃力:60
効果:戦闘前フェイズに攻撃力が95以下の相手妖怪一体を対象に発動する。六面ダイスを一回振り4以上であれば、対象の妖怪の効果を得る。また、相手戦闘フェイズ開始時に発動する。攻撃力50以下のすべての妖怪を墓地に送る。
解説:水中を自由に泳ぎ、魚を巧みに捕らえるカワウソの動物妖怪。漢字の獺は天を頼りにする獣の意味で、読みの「かわうそ」は川に住む恐ろしい動物と言われている。魚を並べて先祖を祭る習性があるようだ。獺老いて河童になるらしい。狐や狸と同じように化けるのが得意で、昔は女性に化けて人を襲っていた。相手を説得する時に美少女に化けさせると成功率が上がるかもしれない。もちろん、溺れた時は獺の出番だ。

C012
カード名:狸[たぬき]
攻撃力:60
効果:戦闘前フェイズに攻撃力が95以下の相手妖怪一体を対象に発動する。六面ダイスを一回振り4以上であれば、対象の妖怪の効果を得る。また、攻撃力120以下の妖怪と戦闘をする時に発動する。六面ダイスを一回振り5以上であれば戦闘相手の妖怪と同じ攻撃力になる。
解説:化けるのが得意なタヌキの動物妖怪。どちらが化けるのが得意なのか狐と喧嘩することが多く非常に仲が悪い。化ける能力は狐と互角と言われるが、狐の七化け狸の八化けと言われるように狸の方が僅かに得意なようだ。狐は美女に化けるのが得意だが狸は何にでも化けるのが得意で、男性に化けたり道具に化けたりする場合は狐火や獺よりも狸が活躍するだろう。

C015
カード名:狐火[きつねび]
攻撃力:60
効果:戦闘前フェイズに攻撃力が95以下の相手妖怪一体を対象に発動する。六面ダイスを一回振り4以上であれば、対象の妖怪の効果を得る。また、戦闘前フェイズに相手妖怪一体を対象に発動する。六面ダイスを一回振り6ならば、対象の妖怪を破壊する。
解説:化けるのが得意なキツネの動物妖怪で、妖狐の仲間。狐は尾を打ち合い火を出すと言われている。狸が嫌いで常に焼き殺したいと思っている。妖狐には多くの種類がおり、仙狐、白狐、金狐、天狐などが有名である。狐火は女性に化ける達人で、男性は狐火の前では無力である。とはいえ、狐火は油揚げが大好きで、油揚げの前では狐火は無力で容易く懐柔される弱点がある。

C017
カード名:鼬[てん]
攻撃力:60
効果:戦闘前フェイズに攻撃力120以下の相手妖怪一体を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り4以上であれば、対象の妖怪の効果を得る。また、相手ターン終了時に発動できる。六面ダイスを二回振り二回とも6なら相手妖怪をすべて破壊する。
解説:化けるのが得意なイタチの動物妖怪。狐七化け、狸八化け、貂(テン)九化け恐ろしやと言われて狐や狸よりも化けるのが得意とされている。イタチが数百年経て魔力を持つとテンと呼ばれる。鼬は集まり梯子状に天に伸びて火柱となる。そのため、鼬の集まると家を焼き払われると恐れられた。毛皮は高級で密猟者に狙われている。


』アマテラスカード

普通、攻撃力100未満の下級妖怪は一つの効果しか持ちませんが、動物妖怪のみは共通効果にもう一つだけ効果を持ちます。

かわうそは川に引きずり込み殺す効果。

たぬきは相手の攻撃力までコピーします。

きつねびは火をおこせるので破壊を。

てんは他の妖怪より化かすのが得意なので、120まで効果をコピーできます。天火になれるので、それも加えて。

狐火は妖狐でも良いですが、百鬼夜行の記述に従い狐火にしました。


動物妖怪は化けるのが得意なので、探索プレイでは活躍できるでしょう。交渉の行為判定に参加できます。


今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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