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TRPG制作日記(493) 白き物(第五の妖怪)

現代稲生物怪録TRPGは妖怪を召喚しながら事件を解決したり対戦したりする対話型TRPGです。

ある朝、四人の高校生が目を覚ますと洋館の正面広間にいた。広間にはスリコギ手と名乗る着物姿の娘がいて、二日後の朝六時までに銀の鍵を手に入れることができなかった場合は全員を妖怪館に永遠に閉じ込められると伝えた。銀の鍵は洋館にいる妖怪が盗んだ可能性が高いようだ。また、銀の鍵を手に入れるために、補佐として妖怪が封じられたカードをそれぞれの高校生に渡していると教えてくれた。確認すると、確かに六枚ずつカードが配られている。さあ、高校生達は無事に銀の鍵を手に入れて妖怪たちの暮らす洋館から脱出することができるのだろうか?

現代稲生物怪録TRPG


白き物は洋館にいる6人の主要妖怪の一人です。二日目から会うことができる妖怪で、後半に重要な情報を教えてくれます。

江戸時代に書かれた稲生物怪録においては、脇差し飛に後に登場する妖怪で稲生平太郎が叔父と夜、話をしていると、台所に現れました。

白い一抱えした、ふわふわしたものが漂っていて、台所から座のほうに飛んでいきます。

そして、ドン、と地面に落ちました。


確認すると、それは塩俵でした。平太郎は、それを庭に捨てたようです。


現代稲生物怪録TRPGでは、六人の妖怪は全員が人型に化けることができて、人型のときの外見年齢と性別は以下にしようと思っています。

巨大な腕髭 40歳の男性

大地震 20歳前半の男性

大風 20歳前半の女性

脇差し飛 70歳前後の男性

白き物 16歳の女性

スリコギ手 16歳の女性


ただ、設定としては稲生物怪録の時代と同じ妖怪だとしておきます。

巨大な髭腕が完全に鬼の妖怪、大地震と大風は屋敷を揺らす鳴屋、脇差し飛と白き物は物を動かす妖怪です。



今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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