大昔の狩猟採取社会は、すぐに見返りが得られる社会で、階級が存在せず、リーダーなど組織的な権威者もない。個人間の物質的な豊かさに格差がなかった。その社会で一番重要だったのは、分かち合いの要求であり、それが当然であった。大量消費の現代よりも生きやすかった世界があったことになる。

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